総合型選抜(AO推薦)のヒントが見つかるメディア

洋々LABO > 大学別情報 > 慶應義塾大学 > 【2023年度慶應法FIT入試】地域ブロック制について

総合型選抜(AO推薦入試)のプロによる無料相談受付中!

無料個別相談を予約する >


【2023年度慶應法FIT】シリーズでは、2023年度慶應義塾大学法学部FIT入試を受験する方に向けてさまざまな情報を発信します。

本記事では、FIT入試B方式の「地域ブロック制」について解説します。

地域ブロック制とは?

B方式では地域ブロック制が導入されています(A方式は無し)。地域ブロック制とは、全国を以下の7つのブロックに分け、各ブロックから法律学科・政治学科それぞれ10名程度を合格とする仕組みです。ブロックは受験生の在籍する高校の所在地で区分されます。たとえば、受験生が埼玉県に住み群馬県の高校に通っていた場合、その受験生のブロックは「北関東・甲信越」となります。

〇7つの地域ブロック
Ⅰ.北海道・東北 (北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)
Ⅱ.北関東・甲信越 (茨城・栃木・群馬・新潟・山梨・長野)
Ⅲ.南関東 (埼玉・千葉・東京・神奈川)
Ⅳ.北陸・東海 (岐阜・静岡・愛知・三重・富山・石川・福井)
Ⅴ.近畿 (滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)
Ⅵ.中国・四国 (鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知)
Ⅶ.九州・沖縄 (福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)

地域ブロック制のポイント

地域ブロック制のポイントは、ブロックごとに合格者数の上限が設けられている点です。つまり、受験者数の多い地域のほうが高倍率となります。高校の集中している首都圏、特に南関東エリアは高倍率となりやすいでしょう。

ただし、倍率はあくまでも「合格者の数に対する受験者の数」であるため、倍率の高さと合格の難易度が必ずしも相関しているわけではありません。また、募集要項に「各地域ブロックの定員の充足率に著しい偏りが生じた場合や、定員の充足が困難な場合は、総合成績を優先した調整を行」うと明記されている通り、地域により受験者数に差があったとしても、合格するに足る人物であるかどうかは地域差に関係なく厳正に審査されます。倍率は気にせず、要件を満たしているのであれば、積極的に受験を検討してみましょう。

地域ブロック制導入の意図

地域ブロック制を導入している意図として、慶應義塾は、各地方で活躍する個性豊かな学生を迎え入れることと、B方式で入学した学生が卒業後、慶應での学びをさまざまなかたちで自身の出身地域に還元することへの期待と説明しています。

志望理由書や志願者調書に出身地域や地方部に関する内容を必ずしも入れる必要はありませんが、FIT入試の意図を理解した上で準備をすると、より質の高い書類になるでしょう。

当社は、当ウェブサイトに情報を掲載する際には、細心の注意を払っておりますが、これらの情報の正確性および完全性を保証するものではありません。入試に関連する情報は、志望大学・学部のホームページや募集要項などにて、ご自身でも必ずご確認くださいますようお願い致します。また当社は、予告なしにウェブサイト上の情報を変更することがあります。当社ウェブサイトに含まれる情報もしくは内容をご利用になった結果被った直接的または間接的な損失に対し、当社はいかなる責任も負いません。

50分の無料個別相談実施中

総合型選抜のプロがお答えします!

カウンセリングを通じて総合型選抜や学校推薦型選抜の疑問にお答えし、合格に向けたプランをご提案します。

総合型選抜のプロがお答えします!
error: Content is protected !!