上智公募推薦の倍率の推移(2):文学部(2009-2018)
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上智大学文学部の公募推薦入試は上智の中でも比較的倍率が低めであることが多くなっています。ただし、2018年度は、史学科、ドイツ文学科で2倍を超える倍率となりました。学科、年度によって倍率は大きく変わることがあるので、前年度のデータだけを判断基準にするのはリスクがあります。
目次
上智大学文学部の公募推薦について
上智大学文学部には
– 哲学科
– 史学科
– 国文学科
– 英文学科
– ドイツ文学科
– フランス文学科
– 新聞学科
の7学科があります。
2019年度の公募推薦におけるそれぞれの定員は2018年度と変更なく14名、13名、10名、20名、11名、6名、15名で合計89名の募集があります。
上智大学文学部の公募推薦の倍率の推移
哲学科の倍率の推移
上智大学文学部哲学科の倍率は過去10年で6度、1.0倍の年があったように低い傾向にあります。2017年度、2018年度若干高くなっていますがそれでも2017年度の1.5倍が最高とそこまでではありません。
史学科の倍率の推移
上智大学文学部史学科の倍率は比較的低い年が多く1.5倍を超えることはあまりありませんが2018年度は過去10年で初めて2倍を超え、2.5倍となりました。2017年度に12名だった志願者の数が2018年度は40名と大幅に増えたことが要因です。
国文学科の倍率の推移
上智大学文学部国文学科の倍率についても比較的低い年が多く過去10年で3度、1.0倍の年がありました。高くても1.3倍程度でしたが、2017年度は1.8倍と高めでした。
英文学科の倍率の推移
上智大学文学部英文学科の倍率は過去10年間の最高が2011年度の1.6倍と比較的低く安定しています。2017年度、2018年度もそれぞれ1.1倍、1.2倍と低めに落ち着いています。
ドイツ文学科の倍率の推移
上智大学文学部ドイツ文学科の倍率は2009年度から2017年度まで1.0倍が6回、最高でも1.3倍とかなり低く抑えられていましたが、2018年度に2.4倍と跳ね上がりました。志願者が26名と例年の倍以上に増えたことが要因です。
フランス文学科の倍率の推移
上智大学文学部フランス文学科の倍率は2012年度までは2倍前後と高めになっていましたが、2013年度以降は比較的低めに落ち着いています。
新聞学科の倍率の推移
上智大学文学部新聞学科の倍率もそこまで高くはありませんが、年度によって変化が大きく、2012年度のように1.0倍の年もあれば、2018年度のように2.0倍近くまで上がる年もあります。
洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。