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洋々LABO(高校受験) > 高校推薦入試 > 都立高校 > 都立高校 2023年度推薦入試の「集団討論」、実施されず

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先日試験日程が発表された都立高校の2023年度入試ですが、この度推薦入試において集団討論が実施されないことが東京都教育委員会から発表されました。
この記事ではその発表の概要をお知らせいたします。

発表内容の概要

2023年度入試の推薦入試にて集団討論が行われないことは、新型コロナウイルス感染症等への感染拡大防止の一環として発表されています。
その中では選抜方法、試験の日数、合格発表の方法等について示されています。

選抜方法

一般推薦においては個人面接が受験生全員に課されます。その他には小論文または作文、学校によっては実技検査が課されます。そして、集団討論は実施しない旨が明記されています。

試験の日数

推薦入試の試験日数は1日です。
※集団討論が行われていた年は試験日が2日間にわたっていましたが、2023年度は集団討論が実施されないため1日間になるということです。

合格発表

合格者の発表は校内掲示に加え、ウェブサイトでの発表もされます。

補足

その他の詳細は9月に発表予定の入試要項を待つことになります。

参照:東京都教育委員会「令和5年度東京都立高等学校入学者選抜等における新型コロナウイルス感染症等への対応について

2023年度入試に向けて 個人面接の重要性

都立高校の推薦入試は例年、大まかな説明をすると「調査書(内申点)」「個人面接」「集団討論」「小論文・作文等」の4点に基づいて選考が行われてきました。
しかし、2021年度、2022年度入試に続き2023年度入試も集団討論が行われないことが決定したので、次年度は「調査書(内申点)」「個人面接」「小論文・作文等」の3点に基づいた選考が行われることになりました。

これら選考の「種目」を概観すると、高校の先生と直接話して自分のことを伝える場面は個人面接だけに限定されることになります。
小論文や作文などの筆記試験では発想を述べることより知識の運用能力や正確な論理性を伝えることの方が優先されます。
すなわち、コミュニケーション能力やリーダシップ、経験から得てきたこと等筆記試験では表現しきれないことを個人面接の場で余すことなく表現しきることが求められます

また推薦入試の選考において個人面接の配点が占める割合はどのくらいなのでしょうか。都立高校の進学指導重点校より4校、日比谷高校・西高校・戸山高校・国立高校を例に挙げて見てみます(配点は2023年度入試を参照しました)。
各校で個人面接の配点は異なりますが、一番配点の大きい西高校が約27%、日比谷高校が約22%、一番小さい戸山高校と国立高校でも約17%を占めており、十分大きなボリュームであると言えます。

個人面接の場で自分の考えや魅力を余すことなく表現するためには出願前に作成する自己PRカードの準備が重要となります。自己PRカード自体は点数化されませんが、このカードに基づいて個人面接は行われるからです。
志望理由や中学校の経験、将来の展望を伝えるとなった時、実際に言葉を探すとなかなか適切な内容や表現が見つからないこともありますので、前もって十分な余裕をもって準備を進めて行くことができると良いです。

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