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洋々LABO(高校受験) > 高校推薦入試 > 都立高校 > 都立日比谷高校 塾対象学校説明会レポート2023

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5月末、都立日比谷高校(以下、日比谷高校)では塾対象の学校説明会が開催されました。このレポートでは、説明会の様子をダイジェストでお伝えします。

説明会内容

校長あいさつ

説明会の最初は校長先生からのご挨拶でした。
その中では学校の特徴を端的に述べていらっしゃいました。日比谷高校は、難関大だけを目指すのではなく大学卒業後に伸びる力を身に着けさせることを目指しています。また、探求力の向上を目的として1年生には「理数探求基礎」が必修科目として導入されました。進学指導重点校では日比谷高校だけが行っている内容です。これからの時代に必要であるデータサイエンスの力を、少しだけ「かじる」程度でも良いから知っていてほしいという先生方の考えが込められたカリキュラムであるようです。

入学者選抜について

続いては入学者選抜についてです。2023年度入試の振り返りがされました。
推薦入試についてですが倍率は男子が2.4、女子が4.3でした。
小論文の解答については資料の考察と表現力が重要とのことでした。自由な発想は求められていません。
面接は面接官の先生が2名、受験生が1名の形式で15分程度行われました。各種資料に記載されている「本校の期待する生徒の姿」というものがあります。その名の通り日比谷高校の期待する受験生の生徒像であり、面接の際には評価の観点になっています。

大学合格状況

続いて大学合格状況についてのお話がありました。
直近の大学入試では東京大学に現役生が33名合格しています。また、国公立大学の医学部医学科には25名が合格しています。
指導の特徴としては情報収集を入念に行うことと適切な情報運用をすることで受験生の進路や情緒などのコンディションを整えていることが挙げられます。また進路講演会や模試や学力テストなどの機会を活用しています。

学校の特色

続いて学校の特色に関するお話がありました。
日比谷高校は3種類の教育事業の指定を文科省や東京都の教育委員会から受けています。
その一つは「GE-NET20」です。主体性、課題解決、世界の一員としての自覚、協働等をキーワードにそれぞれの能力や姿勢を高めることが目的です。
日比谷高校では従来から行っているグローバルリーダー研修の経験が蓄積されているのでその資源を発展させる形で教育活動が行われています。
今年からは東大農学研究科が中心となって運営している「One Earth Guardians」との連携が開始されました。
二つ目は「海外学校間交流推進校」です。現在は韓国のミチョフル外国語高等学校との交流が中心に行われているようです。
三つ目はSSH(スーパーサイエンスハイスクール事業)です。過去にも指定を受けていますが、今年は4期目の再指定の2年目です。「国際社会、データサイエンス」をキーワードに全生徒、全教員で取り組みます。特に、「理数探求基礎」という科目は1年生必修の科目になっており、そこで学ぶテーマは理数系統に縛られず人文社会系統も扱うことができます。

所感と2024年度推薦入試に向けて

所感

言わずと知れた伝統校である日比谷高校。入試について入念に情報提供をしつつ充実した教育コンテンツも豊富な内容と共に紹介がなされました。的確に要点を抑えながら短時間で密度の濃い説明会が行われていたという印象です。

2024年度推薦入試に向けて

日比谷高校の推薦入試について、前提として「推薦選抜の各検査における評価の観点
が示されているので面接、小論文(実施されれば集団討論も含めて)に関してはこれに基づいて理解を深めていく必要があります。

面接について

「出願の動機・進路実現に向けた意欲」に自分らしさを反映させながら具体的に、発展性を持たせて語ることが大切です。また「本校の期待する生徒の姿
を見てみると学業や活動における優秀な成績・実績が日比谷高校では求められています。これらの点も踏まえて中学校時代の経験を精査していく必要があります。
また直近の2023年度入試における受験生全体の得点分布を見てみます。面接の得点は一番得点の高かった人と一番低かった人を比べると最大139点の開きがありました。

小論文について

例年日比谷高校では複数の資料が提示されその分析や意見の提示が求められる形式で出題されています。また、記述の量は各設問の記述量を合わせると600字程度となることが多いです。
複数の資料を組み合わせながら社会課題や状況の整理をする設問があるため、社会時事に対する慣れは大切となります。
また資料同士の違いや関係性を自分で判断する必要があるので教科に関わらず全般的な基礎知識は高めておくべきです。その上で、資料同士を関連付けていく練習を積んでおくと良さそうです。
そして、日比谷高校の小論文では資料に基づきつつも自分なりの意見を提示する、つまり資料には書かれていない考えを要求されることが多いです。日頃から問題意識を持ちながら過ごすことも大切となりそうです。
また、限られた時間内で、論理的に記述する論理性とスピードも欠かせません。

視点を変えて、面接と同様に20223年度入試における受験生全体の得点分布を見てみます。小論文の得点は一番得点の高かった人と一番低かった人を比べると最大200点の開きがありました。

ここまで面接や小論分について述べてきましたが、それらから読み取ることができることはいくつかあります。
内申点の高さで合否が決定してしまうイメージのある推薦入試ですが、試験当日の得点差は受験生によって大きなばらつきがあり、その出来の如何によって合否が決定するだろうということです。
また面接についても、単に自分の経験や展望を話すにとどまらず試験会場では面接官の先生の質問に応じて返事をしていきますのでその際に的確に、密度のある回答をすることになります。それだけに、多面的に自分を知る機会を設けたうえで試験に望むことが大切になりそうです。
小論文については、上記のような設問や求められる力が挙げられますが力を培うためには長い時間をかける必要があると言えます。
さらに、過去数年間は集団討論が都立の全ての高校で行われていませんが、2024年度入試に関しては発表が待たれます。実施されるとなるとこちらにも適切な準備が求められます。

総合的に考えると、試験当日に余すことなく力を発揮するためには情報収集を十分にした上で長期的な視点になって準備を進めていくことが重要となりそうです。

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