慶應SFC AO入試と慶應法FIT入試の併願について
総合型選抜(AO推薦入試)のプロによる無料相談受付中!
無料個別相談を予約する >
慶應SFC AO入試と慶應法FIT入試を併願する受験生は毎年少なくありません。とくにSFCの総合政策学部と法学部の政治学科で学べる内容は重なる部分も多く、この2つの学部学科を併願する受験生の割合は高い傾向にあります。
慶應SFC AO入試と慶應法FIT入試を併願する上で考慮すべきポイントを以下に記します。
書類について
SFC AO入試と慶應法FIT入試の形式は似ています。まず書類の中で最も重要な志望理由書の文字数はいずれも2000字です。
またSFC AO入試では「活動報告」、慶應法FIT入試(A方式のみ)では「自己推薦書Ⅰ」という、いずれもそれまでの活動を年月とともにリストアップする書類があり、形式も似ています。どちらも活動内容を補足する資料をつけられるという点も同様です。
さらにSFC AO入試では「自由記述」、慶應法FIT入試(A方式のみ)では「自己推薦書Ⅱ」という書類があり、A4用紙2ページで自分のやってきたことを自由にアピールできるというところも共通です。
SFC AO入試(夏秋AO)、慶應法FIT入試はいずれも9月頭に出願締切があり、7月、8月は書類の準備でかなり忙しくなります。一般入試との併願を考えている方は特に夏休みの時間の使い方に工夫が必要です。
2次試験について
2次試験についてはSFC AO入試とFIT入試では形式が異なるので別々の対策が必要です。
SFC AO入試の2次試験は面接のみなので、提出した書類のどこから質問されても答えられるように自分の軸をしっかりつくることがとても重要になります。
一方で慶應法FIT入試の2次試験においては、その人の世界観よりも知性が試されているようなところがあります。A方式においては講義を聴いた上での論述試験、口頭試問が課され、B方式においては総合考査という名の論述試験および面接が課されます。
SFCの面接については書類を作成する際に深く自分自身のことを考えることがそのまま最善の準備になり、具体的な対策は出願後でも十分間に合いますが、慶應法FIT入試のA方式の論述、B方式の総合考査の対策は早めに始めることが望ましいでしょう。
総合型選抜(AO入試・推薦入試)・小論文対策の個別指導塾 洋々が運営するウェブメディア「洋々LABO」編集部です。総合型選抜(AO推薦)や学校推薦型選抜を中心に、日々の指導現場の視点から受験生のみなさんに役立つ情報を発信します!東京・渋谷に所在しています。