2012年度慶應法学部FIT入試アップデート 2
昨日の公式ページのアップデートにより明らかになった点を以下にまとめてみました。
1. A方式では面接、プレゼンが課されない
1月発表の時点でもA方式の二次審査から面接、プレゼンの記述がなくなっていたものの曖昧なところがあり、面接、プレゼンがあるのかどうか確信が持てませんでした。しかし、今回のアップデートでA方式においては面接、(個別の)プレゼンが課されないことが明確になりました。プレゼンについては、グループ討論のはじめに「2~3分で自己アピールを兼ねた自己紹介」を行い、それにより、「自己プレゼンテーションとグループ・ディスカッションをひとつに統合した」とあります。しかし、昨年まで個人でしかも15分間行っていたことを考えると実質なくなったと考えてよいかと思います。
2. 志願者調書、志望理由書はA方式、B方式共通
「A方式・B方式で併願する場合、志願者調書、志望理由書は1通でかまいません」とあります。志望理由書は2000字で昨年までと同じです。志願者調書も文面からは昨年と同じと思われますが、もしかしたら多少の変更はあるかもしれません。
3. B方式では、評価書が必要で、自己推薦書は不要
B方式においては評価書が1通必要になります。また自己推薦書は不要です。A方式では自己推薦書が必要ですが、昨年と同じようにI、IIに分かれたものかどうかは現時点では不明です。
4. A方式の模擬講義・論述は両学科同内容
昨年まで学科ごとに異なる内容の講義を行っていた模擬講義ですが今年から「両学科とも同時に同一の内容にて実施」とあります。
5. A方式のグループ討論のテーマは両学科共通
模擬講義と同様グループ討論においてもテーマは両学科で共通になるようです。
6. B方式の総合考査は400字程度の小論文が2問
B方式の総合考査は、与えられた資料から読み取れることを400 字にまとめるもの、与えられたテーマのもと400 字程度で記述する小論文の2題(試験時間各60分)が課されます。6月以降ホームページに例題を掲載するようです。
7. B方式の面接は10分
個人面接の形で時間は1人あたり10分とあります。
詳細は以下の慶應公式ページで。
http://goo.gl/13FMz
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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。