日本で学べるリベラルアーツの大学学部、2校目は早稲田大学国際教養学部です。

◆ 早稲田大学国際教養学部（SILS）
早稲田大学の国際教養学部は2004年に設置された学部でできてからまだ20年も経たない比較的新しい学部です。授業は原則すべて英語で行われて、1年間の海外留学が必修になっています。入学試験には一般入試、センター利用入試、AO入試があります。

◇一般入試
募集人員は150名、以下の科目で行われます。
英語85点
国語（現代文・古典）50点
地歴・数学（世界史、日本史、数学のいずれか）50点
英語4技能テスト15点

◇センター利用入試
募集人員は50名、以下の科目の受験が必要になります。
英語 250点
国語 200点
地歴・公民 100点
数学（数IA数IIB） 200点
理科 100点

◇AO入試（4月入学・国内選考）
早稲田大学国際教養学部には「4月入学・国内選考」、「4月入学・国外選考」、「9月入学」の3種類のAO入試があります。日本の通常の高校に通う方の多くが受験されるのが「4月入学・国内選考」になります。この選考は書類審査および英語の筆記審査を通して行われます。出願書類には英文600 words程度の志望理由書の他、課外活動や資格等を記述するApplication Formが含まれます。Application FormではTOEFL、TOEIC、IELTS、英検のいずれかの結果の記入が必要です。筆記試験ではCritical Writingという英語ライティングが中心の問題が課されます。Critical Writingは早稲田の公式ホームページで過去問が公開されています。

募集人員は125名、入試の日程は9月半ばまでに出願締切、10月下旬に筆記審査、11月下旬に最終発表という流れになっています。