日本の大学でリベラルアーツを学ぶ(4):国際教養大学(AIU)

Pocket

日本で学べるリベラルアーツ、4回目は国際教養大学(AIU)の紹介です。

◆ 国際教養大学(AIU)
国際教養大学(AIU)は秋田にある公立大学法人です。このシリーズで紹介する中で唯一の国公立の大学です。秋田県という首都圏から立地を逆手に取り、ユニークな授業を展開し、多くの志願者を集めています。AIUでは実に16種類の入試を実施していて最大6回受けられることを売りにしています。ここでは日本の一般的な高校生が受けやすい、一般入試、AO・IB・高校留学生入試、推薦入試、ギャップイヤー入試について紹介したいと思います。グローバル・セミナー入試については秋田県内の高校に在籍していて、かつ、AIU主催のグローバル・セミナーに参加することが出願の要件になっているので今回は省略します。

◇一般入試
AIUの一般入試はA日程(2月上旬)、B日程(2月中旬)、C日程(3月中旬)があり、すべての日程に併願することが可能です。それぞれの募集人員は40名、50名、15名となっています。各日程における試験科目は以下のように異なります。

○A日程
センター試験3教科:国語(100点)、英語(200点)、地歴公民・数学・理科から1科目(理科の場合は2科目)(100点)
個別学力試験:国語(100点)、英語(200点)

○B日程
センター試験5教科:国語(100点)、英語(100点)、地歴公民(100点)、数学(100点)、理科(100点)
個別学力試験:国語(100点)、英語(200点)

○C日程
センター試験1教科:英語(200点)
個別学力試験:英語小論文(200点)

ただし、いずれの日程においても以下のいずれかの資格を持っているとセンター試験の英語は満点に換算されます。
TOEFL iBT 71、TOEFL PBT 530、TOEIC 780、英検準1級、GTEC CBT 1200、TEAP 360、IELTS 6.5

◇AO・IB・高校留学生入試
AIUのAO・IB・高校留学生入試にはI(4月入学)およびII(9月入学)があります。いずれも英語資格、海外の高校での単位、IB Diplomaのいずれかが必要になります。英語資格については以下のいずれかをクリアしている必要があります。
TOEFL iBT 61、TOEFL PBT 500、TOEIC 700、英検準1級、GTEC CBT 1000、TEAP 300、国連英検A級、ケンブリッジ英検FCE、IELTS 6.0

メインの出願書類である志願理由書は400字以内と字数はあまり多くありません。試験においては英語小論文(90分)および面接(日本語および英語)が課されます。

4月入学は15名の募集で11月初旬に出願締切、11月下旬に試験、12月上旬に発表という流れになっています。
9月入学は10名の募集で7月に出願締切、8月に試験および発表という流れになっています。

◇推薦入試
AIUの推薦入試においては出願の日程、試験の内容はAO・IB・高校留学生入試Iと同様ですが、出願要件が異なります。推薦入試においては学校長の推薦書が必要で、評定平均4.0と以下のいずれかの英語資格が必要になります。
TOEFL iBT 45、TOEFL PBT 450、TOEIC 550、英検2級、GTEC CBT 800、TEAP 230、国連英検B級、ケンブリッジ英検PET、IELTS 5.0
ただし、特定分野で全国規模の大会で優秀な成績を修めている場合は、評定および英語の資格の用件を満たす必要はありません。

募集人員は20名となっています。AO・IB・高校留学生入試およびギャップイヤー入試との併願はできません。

◇ギャップイヤー入試
ギャップイヤー入試はAO・IB・高校留学生入試Iおよび推薦入試と同じタイミングで行われ、試験の内容も同様ですが合格した場合、入学は翌年の9月になります。英語資格や評定平均の要件はありませんがギャップイヤー活動計画書を提出する必要があります。また合格した場合、4月から8月までギャップイヤー活動が義務付けられます。

※ 上記、英語の資格は2018年度入試のもので2019年度にはTOEICがTOEIC(LR+SW)になる等の変更が予定されています。


洋々ではプロフェッショナルによる無料の個別相談を承っております。

個別相談申込ページからご予約いただくか、

電話またはメールにてご連絡ください。

電話:03-6433-5130(平日1400-2100、土1000-1900。水日祝休み。)

Eメール:you2_info@you2.jp

お気軽にご相談ください。

洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。