既卒生が受験できる早慶上智GMARCHのAO推薦入試(1):早稲田大学

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指定校入試や公募推薦のイメージが強いせいかAO推薦入試は現役生しか受験できないと思われている方がいらっしゃるようですが、実際のところはAO推薦入試でも既卒生を受け入れるところは少なくありません。自己推薦入試などで卒業後○○年以内といった要件を掲げるところもありますがAO入試においては年齢制限が全くないことの方が多い印象があります。洋々の受講生でもこれまで20代、30代の方から還暦を超えた方までAO推薦入試で大学受験にチャレンジされています。

確実性を考えると客観的に自分の位置を知ることが難しいAO推薦に絞った受験はリスクもあります。一般入試向けの勉強をしっかりしつつ、息抜きを兼ねてAO推薦の準備をするくらいでちょうどよいかもしれません。AO推薦の準備も簡単ではありませんが自分の好きなテーマについて調べたり書いたりすることは楽しいことでもあります。合格のしやすさが一般入試の偏差値の順位とは必ずしも一致しないので偏差値的には難しい学校でもチャレンジできるというメリットもあります。

今回は早慶上智GMARCHのAO推薦入試で既卒生が受験できるものを紹介したいと思います。最近では海外の高校を卒業した方を対象としたプログラムも増えていますがここでは日本の高校を卒業した方が受験可能なプログラムに絞って紹介します。また対象を社会人に絞った社会人入試についても今回は省きます。ただ、社会人の方もここで紹介するような既卒生対象のAO推薦入試は受験可能です。

◆ 既卒生が受験できる早稲田大学のAO推薦入試

◇早稲田大学政治経済学部グローバル入試

早稲田政経のグローバル入試は日本の高校を卒業した方であれば誰でも受験が可能です。高卒認定資格での受験もOKです。評定や英語資格の要件もありませんがTOEFL、TOEIC、IELTSのいずれかのスコアを提出する必要があります。主な出願書類に800字以内で書く活動記録報告書があります。

8月の初旬に出願期間があり、9月初旬の論文審査と合わせて1次審査が行われます。1次試験合格者は2次試験として面接が課されます。

社会人対象の社会人グローバル入試もありますがそちらは28歳以上、3年以上の職務経験という要件があります。

早稲田大学政経経済学部グローバル入試(早稲田大学公式ページ)
https://www.waseda.jp/fpse/pse/applicants/download/#anc_5

◇早稲田大学国際教養学部(SILS)AO入試

早稲田国際教養のAO入試は「4月入学国内選考」、「4月入学国外選考」、「9月入学」の3種類に分かれますが、これらのうち日本の高校を卒業した方は「4月入学国内選考」および「9月入学」を受験できます。いずれも年齢制限や評定の要件はありません。高卒認定でも受験可能です。ただし、「4月入学国内選考」ではTOEFL、TOEIC、IELTS、英検のいずれかのスコアを提出する必要があります。「9月入学」では日本のセンター試験やSATなどの標準テストのスコアおよび英語資格(TOEFL、TOEIC、IELTS、GEPT、英検のいずれか、ただしSAT等の英語ベースの標準テストのスコアを提出すれば免除)が必要になります。

「4月入学国内選考」においては出願書類として600 wordsの志望理由書を提出します。9月中旬に出願の締切があり、10月下旬に筆記試験「Critical Writing」、11月下旬に合格発表という流れになっています。

「9月入学」においては出願書類として、600 wordsのEssayを提出します。1月と3月に出願締切があり、4月に発表があります。Unconditional Offerを受けた方はそこで合格が確定しますがConditional Offerの方は5月から6月にかけてInterviewの試験を経て6月下旬の発表を待ちます。

早稲田大学国際教養学部AO入学試験(4月入学)国内選考(早稲田大学公式ページ)
https://www.waseda.jp/fire/sils/applicants/admission/#anc_8

早稲田大学国際教養学部AO入学試験(9月入学)(早稲田大学公式ページ)
https://www.waseda.jp/fire/sils/applicants/admission/#anc_20

◇早稲田大学社会科学部全国自己推薦入試

早稲田大学社会科学部の全国自己推薦入試は卒業後1年以内の既卒生の受験が可能です。高校での評定平均4.0以上が必要で、さらに、活動での実績か資格の取得が要件として求められます。出願書類には800字の志望理由書が含まれます。10月初旬に出願書類の提出締切があり、1次発表を経て、小論文および面接による2次試験が11月中旬に行われます。

早稲田大学社会科学部全国自己推薦(早稲田大学公式ページ)
https://www.waseda.jp/fsss/sss/applicants/admission/#anc_16

◇早稲田大学社会科学部グローバル入試

早稲田大学社会学部のグローバル入試は2019年度(2018年出願)から始まる新しい入試です。詳細についてまだ明らかになっていないところもありますが、年齢制限もなく高卒認定資格での受験も可能です。評定平均の要件もありませんが英語資格(TOEFL、IELTS、TEAP、英検のいずれか)が必要になります。出願は8月上旬、筆記試験(小論文)が9月上旬、発表が9月下旬の流れになっています。面接試験はありません。

早稲田大学社会科学部「グローバル入試」の詳細情報(早稲田大学公式ページ)
https://www.waseda.jp/fsss/sss/other/2017/05/29/7109/

◇早稲田大学スポーツ科学部スポーツ自己推薦入試

早稲田大学スポーツ科学部にはいろいろな方式の入試がありますがトップアスリートでなくても体育会推薦でなくても受験できるのがスポーツ自己推薦入試です。卒業後1年以内の既卒生が受験可能で高卒認定資格での受験も認められています。ただし、高校における評定平均3.5以上の要件をクリアしている必要があります。要件には任意のスポーツにおける「優秀な競技成績」が含まれています。出願書類に志望理由書や自己推薦書等は含まれずスポーツ競技歴を記入する書類がメインとなります。11月初旬の書類選考を経て、11月中旬に小論文および面接による二次選考があり、すぐに最終の合格発表があります。

早稲田大学スポーツ科学部スポーツ自己推薦(早稲田大学公式ページ)
https://www.waseda.jp/fsps/sps/applicants/admissions/#anc_12

◇早稲田大学文化構想学部国際日本文化論プログラム(JCulP)日本学生入試

早稲田大学文化構想学部日本文化論プログラムでは日本の高校の卒業生を対象とした日本学生入試を実施しています。既卒生も受験可能で評定平均の要件はありません。高卒認定資格での受験も可能です。基準点はありませんが英語資格(TOEFL、IELTS、TEAP、英検のいずれか)のスコアの提出が必要です。出願書類には800 wordsの志望理由書やApplication Formが含まれます。10月初旬に出願期間があり、11月半ばの1次発表を経て、12月に英語の面接試験があります。

早稲田大学文化構想学部国際日本文化論プログラム(JCulP)(早稲田大学公式ページ)
https://www.waseda.jp/flas/cms/applicants/admission/#anc_3

◇早稲田大学創造理工学部建築学科建築AO入試(創成入試)

早稲田の建築AOは創成入試という名前で始まった理工学部のAO入試で唯一残っている入試です。既卒生でも受験可能で評定の要件もありません。高卒認定資格での受験も可能です。ただし、高校において数学I/II/A/Bの履修と理科の10単位以上の取得が必要です。出願書類には「志望理由」「入学後の抱負」「学業等履歴」「活動実績」から構成される志願者報告書が含まれます。9月中旬に出願期間があり、10月中旬に1次発表があり、10月下旬に筆記試験(ドローイング)および面接による2次試験が課されます。1次合格者は2次試験までに自己PR資料を作成して持参する必要があります。

早稲田大学創造理工学部建築学科建築AO入試(早稲田大学公式ページ)
https://www.waseda.jp/fsci/admissions_us/#anc_10

◇早稲田大学新思考入試(地域連携型)文化構想学部・文学部・商学部・人間科学部・スポーツ科学部

早稲田大学の新思考入試は2018年度から始まった新しい入試です。既卒生でも受験可能で評点の要件もありません。高卒認定資格での受験も可能です。出願書類ではA4の紙4ページ分の課題レポートの提出が求められます。出願締切は9月初旬で1次発表が9月下旬に行われた後、2次選考として10月に論理的思考力を問う総合試験が行われます。2次の発表は11月に行われますが最終合格のためにはセンター試験三教科で各学部が課す基準点(80%)をクリアする必要があります。

早稲田大学新思考入試(早稲田大学公式ページ)
https://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/system/wacel/


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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。