第36回:プロジェクト英語(その3)

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 今回は授業タイプ・コースについて。

 先週の連載でレベル分けについて紹介したが、そのレベルそれぞれに、本当にバリエーション豊富な授業タイプが用意されている。いくつか例を挙げると、

*Oral Listening
*Presentation
*Grammar
*Debate
*Project
*Reading
*Writing
*Academic writing
*Composition
*Integrated skills
*Speaking
*Translation

 などなど。自分が必要な英語能力に合わせて、授業を選ぶことができる。基本的にプロジェクト英語は週1コマ2単位。もちろん、二つ以上を同時に履修することも可能だ。

 だが、プロジェクト英語の魅力はこれだけではない。上に挙げた授業タイプそれぞれに、複数のコースが用意されているのである。

 例えば、AレベルのPresentation というひとつのタイプを見てみても、

*China and India Meet Chinese and Indian University Students and Share Ideas
*American sub-cultural exploration
*The History of Games and Sports
*Expressing opinions with Confidence
*Fantasy, Horror and Science Fiction Video Game Design
*Academic Presentation
*Presentation Development
*Developing your own presentation style
*Cross-Cultural Communication

 という9つのコース(授業)が用意されている。(※2008年秋期シラバスより)

 シラバスにはより詳しい授業内容の説明も書いてあるので、自分が興味を持っている分野や話題についての授業を履修することが可能だ。特に英語が苦手な人にとっては、少しでも自分にとって関心があるテーマで授業が行われれば、モチベーションも上がるのではないだろうか。

慶應義塾大学SFC 環境情報学部1年  水谷晃毅