【青山学院大学】2021年度入試以降の変更点まとめ
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2021年度大学入試改革に伴う、青山学院大学の2021年度入試以降の入学者選抜に関する基本方針が発表されました。主な変更点についてまとめました。
目次
入試の名称が変更に
まずはすべての入試について名称が変更されます。
2021年度からの名称 | 現行の名称 |
①一般選抜(個別学部日程) | 一般入学試験(個別学部日程) |
②一般選抜(全学部日程) | 一般入学試験(全学部日程) |
③大学入学共通テスト利用入学者選抜 | 大学入試センター試験利用入学試験 |
④総合型選抜 | 公募制の各入学試験 |
⑤学校推薦型選抜 | 学校長の推薦を伴う各入学試験 |
一般選抜(個別学部日程)で大学入学共通テストが必須に
現行の一般入試(個別学部日程)にあたる一般選抜(個別学部日程)では、ほとんどの学部で2021年より新たにセンター試験に代わり実施される大学入学共通テストが必須となります。
大学入学共通テストの得点に加え、青山学院大学が作成する「独自の個別試験」により合否が判定されます。この「独自の個別試験」は、「記述式を含む総合的な問題」または、「記述式を含む個別科目問題」や「小論文」を想定しているとのことです。詳細については2019年度前期に発表される予定です。
また、「外国語(英語)」では英語資格・検定試験の結果が得点の一部に加点されるとあり、さらに国際政治経済学部の一部の方式では、指定する英語資格・検定試験が出願資格になるため民間英語試験への対応も必要になってきます。
なお、経済学部ほか、文学部英米文学科(B、C方式)、理工学部(B方式)では大学入学共通テストは併用せず、学部独自の試験にて実施されます。
一般選抜(個別学部日程)で小論文を導入する学部も
今回の変更に伴い、一般選抜(個別学部日程)の学部独自問題として小論文を導入する学部がいくつか存在します。
その他の学部・学科に関しても、総合問題として記述式を含む問題を課す場合が多く、記述力の養成が必要となります。
<小論文を課す学部・学科・方式>
・文学部 フランス文学科 B方式**
・文学部 比較芸術学科
・教育人間科学部 教育学科
・教育人間科学部 心理学科
・総合文化政策学部 総合文化政策学科 B方式*
・社会情報学部 社会情報学科 C方式
・地球社会共生学部 地球社会共生学科*
・コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科*
*現行の一般入試(個別学部日程)でも小論文を課している学部
**文学部フランス文学科B方式は総合問題(論述)
「主体性・多様性・協働性に関する経験」に関する記述の提出が必須に
すべての入試で、出願時に「主体性・多様性・協働性に関する経験」等に関して入力を求められるようになります。
しかし、得点化はせず、入学後の修学支援や教育研究活動に活用されるということです。
どんな準備をするべきか?
民間英語試験の対策
前述のとおり、英語資格・検定試験が一般選抜(個別学部日程)の一部や大学入学共通テスト利用入学者選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜において加点や出願資格の対象となることが発表されています。
どの試験が活用されるかは今後の発表が待たれますが、これまでも広く活用されてきたTOEFL iBTや英検などの対策は有用といえます。
小論文の対策
一般選抜(個別学部日程)で小論文が導入される学部・学科・方式を志望する場合、小論文の問題形式に慣れ、論述力を養成しておく必要があります。
小論文が課されないとしても、多くの試験において記述式が取り入れられることが予想されるため、記述力を養成するうえでも小論文の練習をしておくことはメリットがあります。
論述力は一朝一夕では身に付かない力のため、早めの準備をおすすめします。
課外活動への取り組み
2021年度入試においては「主体性・多様性・協働性に関する経験」については得点化されないということですが、翌年以降の活用のされ方については変更がある可能性があります。総合型選抜(旧:公募制推薦入試)を目指す方はもちろんのこと、その他の入試を目指す方も課外活動に取り組んでおいて損はないでしょう。
その他詳細については大学発表の資料をご覧ください。
■ 2021年度青山学院大学入学者選抜について
■ 2021年度入学者選抜「一般選抜(個別学部日程)」の概要
詳細については今後の発表が待たれます。
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