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はじめに

こんにちは!この『インタビューで世界の留学先めぐり 〜ノルウェー交換留学編〜』に興味を持っていただき、ありがとうございます。
まず筆者である私の自己紹介をさせていただきます。私はSFC環境情報学部4年生で、洋々でメンターとして働いています。そして、現在は慶應義塾大学の交換留学制度を用いて、スイスのベルン大学に留学しています。

これまでの記事で私は『慶應で交換留学をしよう!』というタイトルの下、主に私の体験談をみなさんに共有しながら「慶應の交換留学」の概要をお伝えしてきました。
▶ 過去記事:慶應で交換留学をしよう![第1回]

しかしながら、必然的に慶應大学の留学システムや、私の留学先であるスイスのベルン市の情報が多めで、他の都市、国の留学情報はあまりお伝えできていませんでした。

ですので、これからの記事では慶應大学だけの情報に限定せず、また様々な国・地域に留学した方々にインタビューした内容を踏まえ、みなさんに有益な留学情報をお届けします!

この記事を通して、皆さんが「ここに留学してみたい!」と本能にビビッと刺激できるような国・都市が見つかれば良いなと思っています。

ノルウェー・ベルゲン大学

今回は、北欧、ノルウェーのベルゲン大学に交換留学中のRさんにお話を伺いました。ノルウェーの公用語はノルウェー語ですが、ほとんどの国民は英語を流暢に話すことができるので、英語力上達を目標とした留学先としても注目されています。

そんなノルウェーになぜ留学することを決めたのか、ノルウェー・ベルゲンはどのような場所か、大学の授業はどんな感じなのか等々、インタビューしました。

留学、なぜノルウェーに?

ーー今日はよろしくお願いします!ノルウェーというのは留学先としてあまりメジャーではない国ですが、どうしてベルゲン大学に留学しようと決めたのですか?

自分の大学の協定校の一つがベルン大学で、しかも他の留学先大学と比べて低いIELTS(英語能力検定試験)のスコアで申し込むことができたというのが大きいです。また、北欧は社会制度や価値観が進んでいる印象があったので、自ら行ってそれらを体験したいと思いました。

ーーなるほど。確かに北欧は社会福祉の面でとても進んでいる印象はありますね。実際に住んでみて、それらを体感しましたか?

感じますね。特に移民の方との関わり方をみてると強く感じます。こっちにきて驚いたのが、いわゆる私が日本で想像していた金髪白人の”ノルウェー人”だけではなく、アジア系、アラブ系など様々な人種の方々を見かけることです。

ノルウェー人は移民の方にも優しくて、みんなが社会で共存できているのを感じます。私が思うに、それはノルウェー政府が移民を受け入れる体制がしっかりしているため、不満を抱える人が少ないからだと思います。そういうのを感じるたびに、ノルウェーは進んでいるなと改めて思います。

優しい国ノルウェー。住みやすい街ベルゲン。


ーー他にノルウェー人の印象はありますか?

前の回答と重なりますが、基本的に優しい人が多いです。
例えば、ある日バスに乗ったらそこそこ混んでいて、座れない感じでした。そこに、途中からよろよろしたおじいちゃんが乗ってきました。なぜか彼は手すりに捕まらず自力で立ってたのですが、急ブレーキがかかり、倒れそうになりました。すると、近くにいた女の人がそのおじいちゃんをサッと支え、おじいちゃんを気遣う言葉をかけていました。

赤の他人でも助け合う精神があることに感動しました。

ーーRさんが留学しているベルゲンはどのような街ですか?

ベルゲンはノルウェーで2番目に大きな都市ですが、そこまで都会という感じがしません。街自体がコンパクトなので、買い物には不自由ない一方で、少し街を離れるだけで自然に触れることができます。とても住みやすい街です。

ーー普段はどの言語を使っているのですか?

英語です。ノルウェーの方は本当に英語が達者で、ノルウェー語で話しかけて、私が分からなそうにしていると、すぐに英語に切り替えてくれます。

ノルウェー語を話せないことで、不自由だった記憶はほとんどないです。強いて言えば、一回だけかな(笑)

電車乗っている時に、小学校1、2年生くらいの子達が後から乗ってきて、私の隣に座りました。何かノルウェー語で話しかけてくれましたが、何を言っているのかよく分かりませんでした(笑)

外国で授業を取るからこそ!多角的な視点で物事を観れるように。

ーーそれでは話題を変えて、ベルゲン大学の授業について色々聞いてみたいと思います。大学ではどんな授業を取っているのですか?

最初の学期は、ノルウェーの文化と歴史、国際移民の2つの授業を履修しました。今学期は、教育と社会、ジェンダー、ポピュリズムの3つの授業を取っています。どの授業も基本的にヨーロッパに視点が置かれていて、具体的な事例なども主にヨーロッパ、特にノルウェーに関することでした。

ーーヨーロッパ視点で物事を見る授業は日本では少ないですし、とても貴重ですね。

移民制度という点で、ヨーロッパはとても進んでいると思いました。やっぱり、大陸なので移動している人の数が日本とは比べ物にならないくらい多いので、移民を受け入れる制度が充実していますね。

私は日本の大学で、移民政策や日本にいる外国人について学んでいるので、日本と違う視点で見れて、とても面白かったです。

日本とは一風異なる試験制度

ーー授業についてこれまで伺ったので、今度は授業に付き物の試験についてお話を聞けたらと思います。試験はどんな感じなのですか?

試験の種類は大きく分けて2つあります。

1つ目は、”take home exam”形式です。これは、ある日教授から出されるお題に対して、指定されたワード数で自宅でエッセイを書き、期限内までに提出する形式です。期限の猶予は授業によって異なりますが、だいたい1週間〜1ヶ月程度ですかね。ワード数は多くの場合3000〜4000ワードです。日本語だと文字数でカウントされるのでそれほど多くないですが、英語の場合は単語数なので、3000ワードは結構多いです、、、。

2つ目は、大学内の指定された会場(体育館など)でその場で試験をする形式です。日本の大学で「試験」というとこの形ですよね。しかし異なるのは、回答は全てパソコン上にタイピングして提出する点です。制限時間は6時間で、その間に与えられた課題を解きます。例えば私の時は、4つくらい専門用語が出てきて、それについて定義するのと、2つの中から1つ選んでそれについて論じるのと2題ありました。

ーー体育館にパソコンがあるんですか?!

もちろん、いつもある訳ではないですよ(笑)試験期間中は体育館内に机とパソコンのセットが並べられています。科目ごとにブロックが分かれているので、会場に着いたら、まず自分の科目のブロックに行き、自分の席を探します。

席に着いたら、ベルゲン大学の試験専用アカウントにログイン。すると、自分が取ってる授業の名前が出てくるので。自分でスタートボタンを押し試験開始です。ワード見たいな形式の白紙に回答を打ち込んでいきます。

ーー試験時間6時間というのもすごいですね。

6時間絶対試験会場にいないといけない訳ではなくて、自分の試験が終了次第、各自帰宅することができます。試験は紙辞書の持ち込みのみ事前に申請すればOKですが、それ以外のものは持ち込めません。試験勉強をしていないと絶対に解けないです。

ーーノルウェーの大学は大変そうですが、学ぶものが大きそうですね!とても羨ましいです。

そうですね。エッセイを書くことで本読んだり、講義を振り返ったりして学ぶことは多かったです。授業は予習をすればなんとなく分かりましたが、忙しくて出来ない時は大変でした。

カフェ巡りに料理にハイキング。素敵な休日!

ーー大学についてはたくさんお話頂いたので、今度はお休みの日の過ごし方など、プライベートなお話も聞いてみたいと思います。大学がない日はどのように過ごしているのですか?

ノルウェーのカフェはとても可愛いので色々なカフェを巡ったり、友達とご飯作ったり、ハイキングしたりですかね。ご飯は日本食にとどまらず、様々な料理を色々な国の留学生と作ったりしています。また、ノルウェー人の子がシナモンロールの作り方を教えてくれたこともありました。日本人・ノルウェー人で日本食を作った時もあったな。

ーーとても楽しそうですね!!!ちなみにノルウェーに将来住みたいとは、、、?

したいと思う時もありますが、大変だろうなとも思いますね。今は留学中で、滞在期限があるから帰りたくないと思いますが、もし住むとなったらわからないかな。今の友達がずっといるわけではないですし。すごく良いところなんですけどね。まあ、老後ゆっくりするところかな、個人的には(笑)

ーーノルウェーで老後ゆっくり過ごすなんて最高ですね(笑)さて残念ですが、そろそろ終わりのお時間が近づいてしまっています。最後にこれから留学したいと思っている方に向けてメッセージをお願いできますか?

留学して、後悔することが1つもないです。むしろ得します!これからの人生で自分の特別な経験になること間違いありません。迷っていたらぜひ前向きに検討してほしいです!!!視野も広がりますよ。

ーー今日はどうもありがとうございました!ノルウェーへの留学を検討している方だけでなく、留学したいなとなんとなく思っている方の心にも響く、とても貴重なお話でした。これからも引き続き、留学生活を楽しんでください!

こちらこそ、ありがとうございました!

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慶應義塾大学環境情報学部4年の光延いのりです。

高校時代に1年間フィンランドに留学していた経験を生かし、SFCにAO入試で入学しました。洋々でメンターをやりながら、SFCの魅力を伝える記事も執筆しています。

SFCでは、ドイツ語に主に力を入れて勉強してきました。

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