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慶應義塾女子高校(以下、慶應女子高校)は東京都港区に所在する慶應義塾の一貫教育校です。卒業生は原則全員が慶應義塾大学へ進学可能です。

慶應女子高校では一般入試・帰国生入試・推薦入試の3種類の入試が実施されています。本記事では慶應女子高校の推薦入試について解説します。

慶應女子高校 推薦入試の概要

慶應女子高校 推薦入試の特徴

慶應女子高校 推薦入試の募集人数は約20名で、出願書類・適性検査・面接で選考が行われます。
出願資格として、3年次の評定合計42以上、理科と社会の評定がともに5であること、欠席・遅刻・早退の合計数が5以内など厳しい基準が設けられています。
その一方で、入学後の目的意識やこれまでの活動に対する取り組みの姿勢などが重視される傾向にあり、大会やコンクールでの華々しい実績がなくとも合格が可能です。

近年の推薦入試の倍率は4.5~5倍程度となっています。

仮に推薦入試で不合格となった場合でも、その後実施される一般入試または帰国生入試に出願が可能です。

出願資格

※ 2021年度入試概要に基づいて作成

以下の要件をすべて満たしている者。
ア 2021 年 3 月に中学校を卒業見込の者
イ 慶應義塾女子高等学校を第一志望とする者
ウ 出身中学校長の推薦を受けた者
エ 中学校第 3 学年の評定(五段階評価)が以下の条件をすべて満たしている者
a 9 教科(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語)の評定合計が 42 以上である
b 理科と社会の評定がともに 5 である
c 2 の評定がない
オ 中学校入学から 2020 年 12 月末日までの欠席・遅刻・早退の合計数が 5 以内である者
カ 中学生として諸活動に積極的に取り組んだ者

※ 必ず公式の募集要項をご確認ください。

入試スケジュール

出願受付日:2021年1月15日(金)
試験日:2021年1月22日(金)
合格発表日:2021年1月23日(土)
入学手続日:2021年1月25日(月)

出願書類

出願時に提出する書類は以下の通りです。

1. 入学志願書
2. 推薦書
3. 入学志願者調査書
4. 「学習成績一覧表」の評定人数分布票
5. 活動報告書
6. 資料貼付用紙
7. 健康調査書
8. 整理票・その他の票

入学志願書

志願者本人が作成する主な書類として「入学志願書」があります。
入学志願書では、
「I.本校を志望した理由を詳しく書いてください」
「II.本校に入学したらどのようなことをしようと思っていますか」

という設問について、それぞれ8行の枠内で記述します。

面接では入学志願書の内容を中心に質問がされるため、書類作成の段階から過去・現在・未来の一貫したビジョンを考え、表現していく必要があります。

適性検査

選考当日は適性検査が実施されます。試験時間は90分間です。
あるテーマに関する文章が提示され、それに関連づけて英数国理社の問題が出題される総合型の問題となっています。
基本的には中学で学習する内容を組み合わせることで対応することができますが、それだけでなく時事的な知識が問われたり、意見論述があったりと総合的な力が求められます。独特の問題形式に慣れておくことに加え、日頃から社会の出来事に関心をもち、それに対する自らの意見をもつ習慣を身に付けておきましょう。

面接

適性検査終了後、面接試験が実施されます。志願者1名に対し、面接官4名の個人面接で、時間は15分程度です。
慶應女子高推薦入試では入学志願書の内容に関する質問のほか、それとは関係ない独特な質問が含まれるのが特徴です。
こうした想定外の質問を通じて対応力や柔軟性をみており、普段からいかに自分の頭で考え行動しているのかが問われます。
入学志願書に記載した内容については事前によく確認し、考えを深めておくとともに、模擬面接を通じてどういった方向からの質問についても対応できるよう準備を重ねておくことが重要です。

慶應女子高の推薦入試で合格する受験生とは?

大会やコンクールでの活動実績はどの程度必要?

慶應女子高推薦入試においては、大会やコンクール等での大きな実績は必須ではありません。大きな実績がなくとも、活動に対する取り組みの姿勢やそこからの学びが評価される傾向にあります。

評定は高い方が有利?

評定は高いに越したことはありませんが、その一方で出願書類や面接、適性検査の内容の方が重要と言えます。この推薦入試に出願できる時点で高い基礎力をもっていることは想像できるので、あとはこれまでの物事への取り組みの姿勢や入学後の目的意識、思考力や表現力など、一般入試でははかることのできない部分が重視されます。
どういった評定であっても、各選考科目に向け入念な準備をする必要があると言えます。

リーダーシップ経験は必須?

合格者は必ずしもリーダーシップ経験者ばかりというわけではありません。どういった立場であっても、物事に対しどう取り組み、そこから何を得たのかについて自分なりに考えられているかが重視されていると言えます。
その点リーダーシップ経験者は考えるための素材が多いと思われますので、そのメリットを生かして考えを深めておくことが重要です。

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慶應女子高推薦入試は難易度の高い入試ですが、準備次第では多くの方に合格可能性のある入試となっています。

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