第53回:グランドキャニオン/アメリカ【世界撮り歩記】

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グランドキャニオン/アメリカ【世界撮り歩記】

以前このブログでもグランドキャニオン近くの街、セドナをご紹介しましたが、今回はグランドキャニオンを紹介したいと思います。

グランドキャニオンがどれほど広くて、どれほど長い年月を掛けて作られたのかについてはここでは書かない。Wikipediaなりなんなりで検索すれば出てくるであろう。

そんなグランドキャニオンに初めて訪れた。
広大なグランドキャニオンを楽しむ方法は様々なだと思うが、私たちは車で向かった。
グランドキャニオンは特別な地域になっていて入場料が必要だった。

ゲートを超えて中に入ると、様々なスポットがあって様々な場所からこの自然の彫刻を楽しむことができるようになっていた。

初めて見た時の印象は「大きい!」というあまり高尚で無い表現なのだが、谷になっている向こう側までも果てしなく遠いし、全長も奥が見えないくらい長い。おそらく長さで言われてもあまりぴんとこなかっただろう。そして深い!
その割には日本ほどしっかり柵があるとか危険が無いようにしてあるわけでは無かったので、不注意に崖に近づけば下まで真っ逆さまだなと感じた。

写真を撮ってモニターで確認してみるが、なんかイマイチ。
その後も肉眼で楽しみながら、時々撮影していたが自分が思ったような写真は1枚も撮れなかった。

写真を撮ることは好きだが、このようなことはよくある。自然のダイナミックさを写真で表現しきれないことは数多い。そういった時に、人間の目の造りの素晴らしさに感動する。

そんなこんなでグランドキャニオンの写真を載せますが、個人的にはあまり気に入っていません。やはりいつも思うように
「自分の足で歩き、自分の鼻で匂いを嗅ぎ、自分の目で眺める」
旅の魅力はここにあるのだなと思います。

小型飛行機などで遊覧すればまた違った見え方をするのだろう。

更新:2011-09-22
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史