第16回:コペンハーゲン/デンマーク
これまで20カ国以上の国を訪問してきた。訪れた都市の数はもっと多い。それぞれの街には顔があり表情がある。私の目線から感じた街の様子を写真を主人公に紹介していくコーナーです。
第8回目は、コペンハーゲン/デンマークです。Denmark/Copenhagen
「世界一幸福な国」という代名詞も付けられるデンマーク。九州ほどの面積に約500万人ほどの人口ですが、世界最先端の産業を持っていたり発展を遂げています。再生可能エネルギーの全電力に占める割合が20%を超えることでも有名です。そんなデンマークに降り立ちました。
デンマークと言ってイメージするものは・・・福祉国家、レゴブロック、ロイヤル・コペンハーゲン(食器) などなどでしょう。
空港に降りたってびっくり! とてもデザインがお洒落なのです。北欧デザインと呼ばれるように北欧は冬は暗い時間が長いこともあって家でゆっくり過ごす生活になっていることから自宅での生活も楽しめるように家具などが充実したようです。そんな心が空港など街中のデザインにも活かされていました。
Copenhagen Business Schoolの学生と交流する目的でデンマークを訪れました。とても美しいキャンパスに驚き、建物の中に入るとまたそれがお洒落なのです。またこの大学は企業と合同で研究をしたりインターンをしながらビジネスの発展に貢献していっているのでデンマークを代表する企業がたくさんサポートしていました。
また、図書館にも入ったのですが多くの学生が熱心に勉強していて私自身も同じ大学生として勉学しないとなと思わされたりもしました。図書館のデザインなんかもすごくお洒落です。大学の中にはパブもあって学生たちが一杯飲みながら友人と語っていました。デンマークはビールのカールスバーグブランドでも知られるようにビールの消費量がとても多いことでも有名です。週末には大学の廊下にDJが現れて、クラブになっていました。
こんなこと日本の大学だと考えられないですよね。慶應義塾大学日吉キャンパスにも共生館にHubがありますが、そのイメージで作ったのだろうか?
冬はとても寒くて、日が短いコペンハーゲンでしたが、それでもその魅力はとてもあってまた行きたいなと思う都市でした。今度は夏に行きたいですね。
次回はどの街に飛びましょうか。
1枚目=美しいコペンハーゲンの街並み
2枚目=Copenhagen Business Schoolの図書館
3枚目=ストロイエのクリスマスデコレーション
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史