第67回:プラハ/チェコ【世界撮り歩記】

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プラハ/チェコ【世界撮り歩記】

「百塔の町」プラハにようやく訪れることが出来た。
チェコ人の友人にもプラハにぜひぜひなんて誘われていたけれども、
ヨーロッパあちこち行っていた割にはプラハを訪れた順番としては遅めだろうか。

プラハ本駅に到着してすごくターミナルが洗練されているのに驚いた。
旧東欧から抱く私のイメージとは全然異なるものだった。

チェコ人の友人に案内されながらあちこち巡ったが、少しでもチェコについて知っていたことが大きかった。と言っても高校の世界史レベルの話なのだが。
「チェコ」と聞いてチェコの国について知っている知識はどんなものでしょうか?
首都プラハ、美しいチェスキー・クルムロフ、ビール、他にはナチス・ドイツにズデーテン地方割譲、「プラハの春」とそれを指導したドプチェク、火刑になったヤン=フスなどなど。

この程度の知識でも知っているのにこしたことはない。旧市街広場を観光しているとヤン・フス像があった。15世紀の宗教改革の先駆者の話を簡単にチェコ人に話したら非常に感心されて驚いた。チェコ人の誇りでもある彼のことを日本人が知っていることに驚いたのだろう。やはり異国の地を旅して、出会った人と話す上で相手の国のことを知っているにこしたことはない。いつもそう感じているが特にそう感じた瞬間であった。
プラハをこの限られた文章で表現するのは不可能なのでまた紹介したいと思います。

更新:2011-11-08
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史