第71回:ヨコハマトリエンナーレ

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Art washes away from the soul the dust of everyday life.
芸術は日々の暮らしで魂にたまったほこりを洗い流してくれる。
Pablo Picaso/パブロ・ピカソ

中経出版の音読したい英語名言300選という本の中にある好きな名言の1つである。

大学3年生である程度色々な組織に属して充実した時間を過ごしていると、
日々の暮らしで魂にたまったほこりを洗い流して欲しい!
そんな気持ちは確かに芽生える。
そんなわけで!?というわけでもないがヨコハマトリエンナーレに行ってきた。
会期終了直前だったが訪れて良かった。

「美しい」ものに対して自分自身結構敏感だなと思うことはよくある。
写真を自分で撮ったりしているせいかもしれないが、他人が撮った写真を見て違和感を感じることは多々ある。「自分ならこう撮るなあ」「これは好きかも」などなど。
これが感性なのかな?と思ったり。
私はアートに関して全く素人なので専門の方には笑われそう。

自分が決して上手いどころか、きちんと写真に関しても学んだことは無いし、たまにマニュアル設定で撮るが基本的にはシーンモードで撮っているだけ。
それでも私の写真が好きと言って下さる方もいたりして嬉しいのも事実。

現代アートってそれこそよく分からないものがたくさんあって、
アーティストに対しても作品の作り方に関しても知識がない私はそこから何か学んでいるかどうかはよく分からない。

それでも作品を見て何かを感じて、考えている時間が存在するのは事実だ。
アートと触れる時間は好きだしもっと大切にしていきたいなと思った瞬間だった。

更新:2011-11-14
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史