第90回:B787とシアトル以来の再会@羽田

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遅くはなりましたが年末年始の帰省で飛行機を使ったついでにB787を撮ってきましたよ。
実は昨年2011年3月にアメリカ・シアトルのボーイング・エバレット工場の見学に行ったのでそこが初対面になるわけです。3.11の震災が起こって帰国を4月上旬まで延期したのを思い出します。広大なエバレット工場と隣接する滑走路のはじにはB787がたくさん駐機していました。ANAだけでなくJAL塗装やその他外国の航空会社の塗装機もありました。

羽田空港の第2ターミナルに久々に行ってみると展望デッキの金網が無くなっていて横にワイヤーがはってあるタイプに変わっていました。これはセントレア(中部国際空港)で取り入れられた方法で、送迎客も飛行機や風景を楽しみやすく、写真家にとっても望遠の太いレンズを動かしやすいので全国の空港がこの様式になるべく活動している方もいらっしゃるようです。

広くなった第2ターミナルですが注目を集めていたのはもちろんB787でした。見た目はサイズで知っていた通り既存のB767とほとんど変わりませんね。これでアメリカ東海岸やヨーロッパまで航続距離があるのが素晴らしい。

航空会社を取り巻く環境も厳しいですがB787を契機に飛び上がることが出来るでしょうか。LCCや海外の航空会社と国内の航空会社の競争も必見です。

更新:2012-01-16
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史