NPO法人CVS Leadership Instituteの海外ビジネスセミナープログラムの中でメキシコ渡航の機会があります。そこで日本の製品、サービスをメキシコ進出させるビジネスプラン作りを行いますが、そのパートナーがメキシコの私立大学、モンテレイ工科大学です。

モンテレイ工科大学は中南米で最も充実したプログラムを誇る大学で学生数でいうと世界ベスト50に入る巨大な大学のようだ。
我々はメキシコでの約1週間の滞在中にモンテレイ工科大学の学生とチームを組んでビジネスプラン作りを行ったり、観光に行ったりする。そこで築いた友情は一生ものであり、その後日本に来るメキシコ人などもいて再会したり世界を舞台にそれぞれが活躍している。ここの大学生ははっきり言って一般的な日本人よりよっぽどお金持ちで裕福な生活をしている。外車を乗り回してみたり、家がすごく豪華であったりして大変驚いた。メキシコは貧富の格差が大きいとは知っていたがここまでとは思わなかった。そんな環境ではあるが家族の結びつきも大変強くてそのあたりが日本とは大きな違いだと感じた。温かさであったり結びつきの強さである。メキシコを訪れた日本人がはまるのはそのあたりに秘密がありそうである。そんな私もこの大学などに数十人のアミーゴがいるが、必ず1回きりの関係ではなく、私がメキシコを再訪したり、彼らが日本に来た祭は観光案内などをしていきたいと思っている。これの積み重ねが国家のイメージ形成であり、信頼関係である。

一人一人こそ立派な外交官だと信じている。