第106回:東日本大震災から1年~何を考え、何を思ったか~

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東日本大震災から1年~何を考え、何を思ったか~

2012年3月11日
私は日比谷公園で14時46分を迎えました。

私は昨年の大震災時にはアメリカ西海岸にいたこともあって、
震災が起こった瞬間というのはリアルタイムで知っておらず、
翌日くらいにインターネットで知りました。

原発の問題大きく日本に残ったままです。
この場で思想的な話をする気はありませんが、
私は再生可能エネルギー推進の事業会社でインターンした経験もあれば、
原発問題、被災地復興の取材をする外国人ジャーナリストの手伝いもしていたので、
様々な立場の人と話をしましたし、見てきました。
それなりに自分の考えは持っています。

原発は人間の制御力を超えた存在になっていることは問題ですし、東京をはじめとする大都市の生活を支えるために地方に原発が存在していることは大きな問題だと感じます。そもそも原発を受け入れなければ地方が存続できない都市一極集中と過疎化の問題もあり、ここだけが悪いと言い切れないのが現実だと思っている。

「反原発」だけを主張するのはなかなか現実的でない。代替案あってこそ良い意見になり得る。再生可能エネルギー導入って簡単に言うけれどもこちらの建設も実は難しい現実と課題がたくさんあるのですよね。

問題山積していますが、前向きに復興に取り組んでいる人たちもたくさんいるので、
この困難を乗り越えてもっと良い国を実現していくのみですね。

■ピースオンアース
http://www.peaceonearth.jp/

更新:2012-03-16
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史