第90回:モテる技術とAO入試6
(前回の続きです)
モテる技術も終盤になってきました。1次を突破した人、4月II期に向かう人、何度も言うように、AO入試と女性は根本的に違う部分があるので、全てを同じように考えることはできませんが、是非参考にしてみてください。
モテる男は自ら行動を起こす
自分から女性に声をかけるということは絶対にしない、声をかけるなんて情けないと思っている男もいるようですが、モテる男が肝に銘じていることの一つに、自ら女性にアプローチしていくということがあるそうです。そして魅力的な女性は決して自ら男性に声をかけていくこともないと「モテる技術」の著者は言います。それは分かっているのですが、男といえども、相手からやってくるのを待ってしまうものなんですよね…
AO入試に関してもそれは言えます。大学側は確実に受験生を求めていますが、大学側が受験生に対してアプローチしていくことは決してない。まずは自分からアプローチしていく他何も始まりません。この点は意外に重要で、SFC AO入試に合格できる実績がある人でも、自分からアプローチするのを憚ってしまい、チャンスを逃す人が見られます。また、タイミングが悪く4月Ⅰ期に落ち、Ⅱ期はもう・・・という人も見かけます。大切なのは、自分から声をかけなければ何も始まらないということ。これは恋やAO入試だけではなく、入学後のプロジェクトや仕事に関わってくることでもあります。
モテる男は目標を見定めながら行動する
ただなんとなく、「良い具合」になればいいな・・・と女性と触れ合っていてもうまくいかないケースが多く、その時のデートでどこまでいきたいのか、そのために何をすればいいのか、モテる男は考えます。ただなんとなく自分を魅せるだけではなく、相手の中にある欲求に答えて初めて、相手をものにすることができるそうです。
AO入試の面接は基本的に相手がリードし、また評価基準も受験生に知らされていないために、なんとなく終わることがままあります。しかしながら、面接や面接官個人個人の中には、たとえ抽象的でも受験生を相対的に点数化する評価基準があり、受験生はそれにクリアする必要が出てきます。評価基準が明確に受験生に知らされていないため、「それではどう計画をすればいいのか」という問いに対しても確実な答えは述べることができませんが、私が前に記事に書いたコンピテンシー面接の評価基準や、その他合格者の体験談を読んでみて、「合格するためには面接官に何を伝えなければならないのか?」をしっかりと考えておいてください。
しかしながら、いざ面接の本番となると、萎縮してしまい、相手のリードするままに話が進んでしまいがちになります。いかに、相手の質問に答えながらも、自分の話したいことを混ぜることができるか、自分が一番評価されるかたちの答えを出すことができるかどうか準備しておいてください。
今回は以上です。I期の面接に向かう人は「謙虚に、自立的に」を忘れないでください。相手が欲求することに必ずしも答えられる必要はなく、謙虚に分からないという姿勢を示しつつも、自分はこう考えて、こう行動してきたと示されればちゃんと評価してくれます。応援しています!!
(次回へ続きます)
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