第131回:AOの主張は、今どのようにしてつながっているのか。
こんにちは!
AOを受けていた人は、結果が出たという時期ですかね。
二期を受けるひとは、あと少し、がんばってください!!
今日は、AOのことを思い出して、AOで私が主張したことを今どう考えているのか、書きたいと思います。
最初の頃の連載にも書いてあると思いますが、私は、AOで入るとき、「行動喚起のできる【伝える】をしたい!」といっていました。
今考えてみると、浅はかな考えだったなーと思っています。
この思いは今も変わっていませんが、「行動を起こす」ということの難しさは、あのときの何倍もわかっているつもりです。
今思うことは、「行動を起こす」ということは、誰もがぶつかっている壁であり、解決できる一つの方法はない、ということです。
大学生だけでなく、社会人の方々も、同じように考えていると思います。
でも、これで難しいから私はやらない!とするのは嫌なので、様々な場で、行動を起こすチャレンジをしてきました。
そこでわかったのは、一つ、「これをやれば行動する!」ということはありませんが、その場のニーズや、対象をしっかりと考えることによって、最善の方法は導きだせる、ということです。
なんだかふわふわとした話になってしまっていますが、この三年間で学んだことです。
最近では、どうしたら学生がボランティアに関心を持って、「現地へ行こう!」と思ってくれるのか、ということを考えています。
ここで出てきた解決方法は、現地の情報を与える、近くの人が現地に行って、様々な学びを得ていることを伝える、などがあると思います。
これもまだ考え中なところではありますが、どんどん実践していきたいな、と思っています。
最近は、研究で、「どうして学生は被災地ボランティアに行こうと思ったのか」ということを、インタビューを通して探ろうと思っています。
こうやって書いていると、AOで書いたことは、形を変えてはいますが、私にすごく影響を与えています。
これからAOを受けようと思っている人は、これは本当にいい機会だと思うので、全力で取り組んでほしいです。
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華