第60回:支援って難しい。

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「支援」って難しい。

みなさんこんにちは!
ゴールデンウィークも終わってしまって、五月病になる時期ですね。。
頑張りましょう!

突然ですが、昨日、私が行った、インドのスタディーツアーの報告会がありました。
この会では、行った私たちが、今のニランジャナスクール(私が訪れた小学校)を、今まで行ったことがある人に伝えるということをしました。

スタディーツアーが終わってから、色々なことが忙しくて、自分が考えていたことを忘れてしまっていたので、考えていたことを思い出す良い機会になりました。

【思っていたこと 
幸せって思えることが幸せ。日本の人たちがそう思えるようにしたい。
今自分ができることは、たくさんの人にインドの現状、人のことを伝えること。】

こんなことを思い出して、さあ、これからどうしようと思いました。

そしてこの会は、今までニランジャナスクールに行ったことのある人の今の活動の報告会でもありました。
その方たちは皆、自分が感じたこと、やりたいことをしっかり実践していました。

ですが、彼らは今も悩んでいます。
それは、「支援とは何か」ということです。
私たちは、現地でたくさんのことを学んできたけど、支援ができない。
現地に行ったからこそ、お金を送るだけではだめだということをわかっている。
では私たちはどうすればいいのか。

こんなことを皆が考えて続けています。
もちろん私もその一人です。

そのため、彼らはお金の支援をしているわけではありません。
インドの人たちの自立支援であったり、日本の人々に伝えることであったり、様々なツールで、「自分に出来ること」をしています。

今回は、その中の一つのプロジェクトを紹介します。

【Wall Art Fes】
これは、ニランジャナスクールで教室の白い壁に、子どもたちと一緒に現地の泥でartをするというプロジェクトです。
私がニランジャナスクールに行った時も、このFesで描かれた絵が残っていて、教室に温かみがありました。
子どもたちは、楽しそうに絵を描いたそうです。そして、「私たちの周りにある泥で、こんな素晴らしい絵を描けるんだ」と感動していたそうです。
そして、このWall Art Fesは、日本で講演会、展覧会をして、日本の人たちに「伝える」活動をしています。

詳しくは、 http://wafes.net/ を見てください。
たった二人で始まったプロジェクトですが、たくさんの人が笑顔になった、とても素晴らしいプロジェクトだと思いました。
来年もやっていくそうです。

このプロジェクトだけでなく、10個くらいのプロジェクトがありました。
また、紹介していきますね。

このように、悩みながらも、行動し、始めてみることが重要なんだということに気づかされた一日でした^^

慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華