第62回:あいづち

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梅雨に入ったのか、雨続きの毎日ですね;;
SFCは、豚臭さが大変です(笑)これからSFCの一番嫌な時期になっていきます。。。
雨だと特に学校に行くのが嫌になってしまうんですよね、、

今日は、今期とっている授業や研究会で感じる一つのことについてお話ししたいと思います。

それは、「あいづちをうつことの大切さ」です。

今期私は、臨床心理士である森さちこ先生の、「インタビュー法」という授業をとっていたり、研究会で「聴く」ということについて考えたりして、あいづちの大切さを感じています。

「インタビュー法」では、カウンセリングはどのようにしていくかということを、事例を通して講義が行われていくんですが、そこでは、とにかく話を聞く側は話さずに、聞くことに徹するということが大事だと先生はおっしゃっています。例え間が大きくあいてしまっても、とにかく聞くことに徹するそうです。ですが、ただ聞いているだけでは、話す側も不安になってしまうので、「あいづち」が重要となってきます。あいづちをうつことによって、話やすくして挙げるのです。

研究会でやっている「聴く」ということを考える上でも、同じような理由で、あいづちをうつということはとても大事なことだと感じました。

そして今、実際にあいづちをうつということに注目して毎日を過ごすことにしています。

その中で感じるのは、あいづちをうたない人が、思ったよりも多いということです。
話していると、「聞いてあげる」というよりも、「自分も話したい」という思いの人が多く、あいづちをうつことを忘れてしまっているように思います。
そしてもう一つ感じたことは、あいづちをうつことが上手い人と話していると、「もっと自分のことを話したい!」という感情が生まれてくるということです。

このように過ごしているうちに、あいづちの大切さをひしひしと感じています。
「あいづち」は、あまり気にすることがないことだと思います。
でも気にしてみると、たくさんのことを考えてしまいます。
そしてちょっと、嬉しくなってしまいます。
皆さんもちょっと、考えてみてください^^

慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華