第82回:まちづくり+大学

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夏に長野県、小布施町に行ってから、二ヶ月が経とうとしています。
私は小布施に行ってからまちづくり、地域活性化に興味をもつようになり、今まちづくりについて考えている最中です。

皆さんは、まちづくりというと、どんなイメージがあるでしょうか。
私自身の小布施に行く前のイメージは、「観光客を増やしたい」、「まちの名前を有名にしたい」そういう思いでやっているもの、ということでした。皆さんもこれに近いものをもっているのではないでしょうか。

ですが実際に行ってみると、そんな単純なものではないことがわかりました。
もちろん、まちの人びと皆が協力しないとできませんし、まちのPRというのも、ただチラシを作るだとか、そんなことではうまくいきません。
「地域活性化」ということばは、近年よく言われ、そして取り組んでるまちも増えてきているという現状にあります。

そんなまちづくり、最近では大学も関わっています。
まちづくりを主にやっているひとは、実質役場の方々や町民なため、若い新鮮なアイデアは刺激になるであろうし、新しい技術、考え方も大学、大学生はもっている。
夏のインターンシップでも、大学生が関わってまちづくりをしていくことについて考えた。

今回、秋学期の授業で、『地域協同とフィールドワーク』という授業をとっている。そのなかで、地域活性化への大学(大学生)の参入ということがテーマとなったが、そのなかでも、大学が参入していくことについて扱われた。大学とまちづくりを行うということによってメリットもあるが、もちろんデメリットもある。大学生だと、長い時間関わることができなかったり、「研究」になってしまって、論文をかければいい、という人が出てきてしまう、ということもあるそうだ。

このように、まちづくりに大学が関わるとなると多く考えなければならないことがある。これから、私自身でも、このことについて考えていこうと思っている。

慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華