上智大学公募推薦 2013年度 レポート等特定課題

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上智大学の推薦入試(公募制)ではほとんどの学部・学科で「レポート等特定課題」が課されます。国際教養学科のように課題が課されない学科もありますが、多くの学科では大きな負担になるような課題を課します。たとえば文学部哲学科では「『私が哲学を学ぶ目的』を述べなさい」という題目で4,000字書かせます。総合人間科学部教育学科では指定図書を読んだ上で、「自由」と「規律」の関係について、やはり4,000字で論じさせます。一般入試をメインで考えている受験生にとってはこのレポート等特定課題が負担になり、受験を迷う人も多いと思います。評定や英語の資格などの出願要件が厳しいことと並んで、レポート等特定課題の負担が重いことは、上智の人気の割に推薦入試の倍率が低い理由になっていると思います。

2013年度のレポート等特定課題について、文学部フランス文学科、総合人間科学部教育学科、外国語学部フランス語学科、等で課題図書が変わっていたり、他の学科でも設問が変わっていたり、と小さな変更はいろいろありますが、ほとんどの学科においては2012年度からの大きな変更はありません。大きく変わったのが経済学部経済学科と外国語学部ポルトガル語学科です。経済学科では2012年度は課題図書に基づいた小論文が課されていましたが、2013年度は面接が課題図書に基づいて行われることになっています。2013年度も引き続き小論文が課されますがここ何年か、課題図書に基づいた小論文が課されていたので、過去問からは対策を立てにくいかもしれません。ポルトガル語学科について、2012年度は1,200字5枚のレポートを提出し、さらに面接でそのレポートの内容に関するプレゼンテーションをするという重い課題を課していましたが、2013年度は指定図書についてのレポート(500字+1500字)が課題となり、プレゼンもなくなりました。ただし、今年度は昨年度までなかった小論文のテストが個別テストとして課されます。

以上のように今年度も相変わらずなかなか重い課題が課される上智の公募推薦ですがやはり倍率の低さは魅力です。出願資格を満たしていて上智であれば喜んで行きたい、という人は検討しない手はないと思います。

上智大学公募推薦入試(洋々)


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