人生は選択の連続

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今日で8月も終わりです。私は先日、去年の今頃の自分を思い出していました。受験生であった私は、自分の選択によってこれからの人生が決まるという現実を受け止めきれず、ただただ恐怖を感じていました。というのも、私は小中高一貫の学校に通っていたため、自分の意思で志望校を決めた経験がなかったからです。それまで私が自分の意思で選択したことといえば、中高の部活や係だけだったと思います。そんな私が志望校を決定しなければならなくなった時、はじめは選択肢の多さに圧倒されてばかりでした。しかし、自分自身と真剣に向き合っていくうちに自分が本当にしたいことを見つけ、結果的に1つの道を選択しました。その決断に至るまでは辛いこともありましたが、自分と真剣に向き合えた時間はとても有意義でした。今では自分の決断を誇りに思っています。

人生は選択の連続です。1つの道を選ぶということは、他の道を捨てることのように感じられ、怖くなることがあります。しかし、私は自分の経験を通して、選択するまでの過程がいかに重要であるかということに気づくことができました。そして、大学に進学した今、選択することによって他の道を捨てるということはなく、決断後の自分の努力が最も大切だということにも気づくことができました。慶應義塾大学文学部は2年生から専攻が分かれるため、1年生の秋に自分の専攻を決めなければなりません。また、三田実でも2年生から局に分かれるため、これから自分の進む道を決めなければなりません。まさに選択の連続です。決断の時間は限られていますが、時間が許す限り自分と向き合って後悔のない選択をしたいと思っています。