本を出版しました。

私事ですが、2月24日に本を出しました。出したといっても一人で書いて出版したわけではなく、ちょっとしたご縁がきっかけで文章を書くことになり、その文章が掲載された、というわけです。

本のタイトルは、「僕が旅に出る理由」。
ざっくり言えば、世界各国を訪れた大学生100人の「旅の記録」です。

『退屈なのは、世界か、自分か。
握られた石と銃。震える足。
叩き壊された日本製の当たり前。
世界一、人間臭い大都会。
笑顔まみれの楽園。
夏を追いかけ、世界一周。
退屈な時間を飛び出し、
世界を旅した大学生
100人がつくった旅の本』
（本の帯より）

収録されているひとつひとつの体験談は、どれも日本の大学生が現地で直面し、実際に見聞きしたり人に出会ったりした中で、感じたことです。インターネットやテレビから得る情報よりも、目の前で起きる出来事や光景はずっとリアリティがあって、もちろんキレイなことばかりでもなくて。何とも言い表せない気持ちになることや、疑問を抱くことも、たくさんあります。その微妙な心情を、あえてまとめずに微妙なまま、等身大の言葉で飾らずに書いているのが、この本の良いところだと個人的には思っています。手前味噌ですが、読むと旅に出たくなる、もっと広い世界を見てみたくなる、そんな本になっています。全国の書店、TSUTAYA、ヴィレッジヴァンガードなどに並んでいますので、ぜひ手に取って、立ち読みだけでもしていただけると嬉しいです。

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