第2回:船の上の生活(その1)

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 今回は、船の上で私がどんな生活をしていたかについて書きたいと思います(できる限りフランクに…)。

【ある日の一日】

7:00 起床
・・・おはようございます。

7:06 ダブルダッチ
・・・船の中でもかなり早起きな方でした(^_^;)仲良しの日本人に誘われてダブルダッチをやるようになったんですが、いつの間にか毎朝・昼・ 夜欠かさず練習するという、部活状態に(笑)最初の方は「7時から練習」だったのが、すぐにみんな「7時にアラームセット」へと妥協。

7:30 モーニングコール
・・・毎朝、各レターグループ(日本人・外国人ごちゃまぜの、縦割りグループ。家族的存在。)が交代で目覚ましアナウンスを行います。音楽あり、ネタあり、それぞれのグループごとに工夫を凝らすので、結構面白いです。ほとんどの人はこのアナウンスで起きる(いったん起きたと見せかけて、二度寝する)のですが、俺はダブルダッチしながらこのアナウンスを聞いてました。なんとも健康的。

8:00 朝食
・・・部屋へ戻りシャワーを浴びて、食堂へ。運動後なので、朝ごはんもしっかり食べます。ビュッフェスタイルなので、食べ放題。ご飯に味噌汁、ソーセージ、サラダ、ベーコン、ヨーグルトなどなど。食後にはコーヒーもあります。一人暮らしの俺からすると、信じられないくらい贅沢な朝ごはんでした。

8:45 モーニングアッセンブリー
・・・PY(参加青年。俺らのこと。)全員がホールorデッキに集まり、点呼&朝礼。このアッセンブリーはかなり重要。夜中のうちに誤って海に落ちたりした人がいないかどうか、安全確認の意味もあるのです。なので、来ていない人は徹底的に探します。そのあと国旗の掲揚・国歌斉唱があって、その日の担当レターグループによるちょっとしたレク。最後にPYからのアナウンス。みんな積極的にいろんな活動を企画するから、毎朝アナウンス待ちの長蛇の列ができていました。

9:30 コースディスカッション
・・・各コースごとに分かれて、ディスカッション。俺はCSR(企業の社会的責任)コースに所属していました。各コースにはPYのほかに、アドバイザー(教授的な 人)とファシリテーター(運営・進行を手伝ってくれるスタッフ)がひとりずついます。うちのコースはかなり「当たり」で、アドバイザーもすごくいい人でした。個人的にこのアドバイザーとかなり仲良くなって、今回の旅で一番の「出会い」だったと思います。このことについては、また別で書きたいと思います。

12:30 昼食
・・・お待ちかねのランチタイム!昼飯が一番美味しかった気がします(笑)同じくビュッフェで、日替わりで麺類や丼もありました。そしてアイス。これまた日替わりなので飽きず、うっかりおかわりしちゃうことも。自主活動のミーティングが大体この時間に入るので、昼飯を食べながら意見交換や打ち合わせをしていました。

13:30 シエスタ
・・・公式活動でも何でもないんですが、この30分だけはできる限り昼寝に使おうと、勝手に決めてました(笑)みんなに心配されるくらいアクティブな生活をしていて、結局最後まで体調を崩さずに過ごせたのも、実はこの昼寝がポイントだったのかも…。大学生活でも常々感じますが、何事もオン・オフの切り替えが大事です。(※写真はギリシャ人のキャビンメイト。)

14:15 クラブ活動
 ・・・公式活動として、全PYはそれぞれ2つずつクラブに参加することになっています。俺は空手の指導者として「武道クラブ」に、そして普通の参加者として「ラテンダンスクラブ」に入っていました。武道の方は英語で空手を教えるということで、結構忙しくて大変でしたが、ラテンダンスの方は純粋に楽しめました。

(次回に続く)

慶應義塾大学 環境情報学部 水谷晃毅