第3回:船の上の生活(その2)

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前回に引き続き、船上での生活について。

16:00 自習
・・・「Self Study Time」ってことで、いろんな活動の準備をしたりする時間。まぁ結局のところ自由時間です(笑)。でも自由だからといってボーっと過ごしたり寝たりするわ けじゃないのが、この事業のすごいところ。みんな積極的にセミナーやイベントを企画して、どんどん参加する。俺もいろんなのに参加しました。特に「Peace Cafe」は面白かった。あと、俺はよくキャビンメイトと部屋でシリアスな話題について語ったりしてました。みんなキャビンメイトとはあまり深い話しな かったって言ってたけど、俺はむしろ逆だったかな。ゆっくり二人で話せる分、普段より突っ込んだ話ができました。ギリシャ人のキャビンメイトとはEUにつ いて、オマーン人のキャビンメイトとは対米感情について、などなど、どれもすごく印象に残っています。

17:00 サッカー(たまにバスケ)
・・・天気のいい日は(基本的に天気良かったけど)スポーツデッキに繰り出して、外国青年たちとサッカー。大海原の中心で、船のデッキで、世界各国の友人たちとサッカーするなんて、本当に夢のような時間。このサッカーのおかげで、普段あまり絡む機会のない、グループやディスカッションコースが違う人たちとも、すごく仲良くなれました。やっぱりスポーツは最高です。

17:40 グループミーティング
・・・レターグループごとに、連絡事項などが伝えられます。うちのグループにはボーイスカウト&ガールスカウト出身者が何人かいたので、よくゲームをして遊んだりもしました。あと、われらがグループリーダー(趣味:ボディビル)の指導のもと、みんなでプールサイドに出て筋トレしたり(笑)。本当に個性派ぞろいのメンバーで、最高に楽しいグループでした。

18:00 夕食
・・・誰か誕生日の人がいると、ここで誕生日ケーキを出してみんなでお祝いします。「ハッピーバースデー」の歌も、各国の言語で順番に歌われていきます。船の上で誕生日を迎えた人たちが、本当に羨ましかったです。

19:00 入浴
・・・同じグループの兄さんたちと一緒に大浴場へ。日中はそれぞれ忙しくてゆっくり話せる機会も少ないので、この時間はかなり貴重でした。大体いつも一番風呂で貸切状態。いろんな相談をしたり、バカな話をしたり、男4人水入らずの時間。

20:00 NP(ナショナルプレゼンテーション)
・・・日替わりで、各国がそれぞれの国の文化などを紹介する時間。照明や音響もあり、どの国も船に乗る前から準備して望むので、毎晩楽しみなイベ ントのひとつでした。俺は日本のNPで和太鼓を披露。去年の10月から毎週練習してきたので、やりきったときの達成感はやばかったです。同時に、終わったあと数日は部活を引退したときのような気分になりました(笑)。他にも、UAEのNPに民族衣装を着て出させてもらったりもしました。

21:00 公式活動終了
・・・ここから長い夜の始まり。大体ラウンジでどっかの国のパーティーか、クラブナイト(ディスコ的なイベント)が行われてるので、そこに顔を出したり。そのへんにいる友達を捕まえて飲み会したり。あるいは、スポーツデッキに繰り出してバスケしたり。思い思いに時間を過ごします。

22:30 ビールの自販機の販売終了
・・・なぜか22時半までしかビールの自販機が使えないので、この時間すれすれになると買いに走ります。

23:00 ダブルダッチ夜練
・・・本日3度目の練習。人が一番集まるのもこの時間帯なので、練習にも熱が入ります。

24:00 デッキでストリートライブ
・・・同じ日本代表青年で、同い年の男の子と、ギターデュオを結成。彼がギター&コーラス、俺がボーカル&カホン(箱型のドラムパーカッショ ン)。コンビ名は「511円5セント(通称:5115)」。これも思い出深いので、詳しくはまた今度。

25:00 お喋り
・・・たまに、青春してました。

26:30 就寝
・・・おやすみなさい。

かなり長くなってしまいました。最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。

もちろん毎日違うプログラムが用意されていますし、人によってもかなり差があると思うのですが、俺の生活は基本こんな感じでした。基本的に4~5 時間睡眠。

あ~本当に毎日楽しかったなあ。。。(絶賛Ship Sick中)

慶應義塾大学 環境情報学部 水谷晃毅