第12回:自主トレinカナダ(その3)

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 カナダでのスクールライフも順調にスタート。午前中は毎日しっかり授業を受けます。朝が早くて大変なのですが、ホストファミリーの両親が働くオフィスが学校の近くにあったため、毎朝車で送ってもらっていました(しかもベンツ!!笑)。午後は選択授業で私は取っていなかったので、友人たちとショッピングや観光に出かけたり、校内にあるビリヤードに打ち込んだりと、「Study hard, Play hard」な日々を送っていました。

ちょうどその頃、事業のメインプログラムのひとつである「コースディスカッション」についての案内が届きました。船上では、全参加青年がいずれかのコースに所属し、それぞれのテーマに沿ってディスカッション活動を行います。コースは全部で7つ。

・ 異文化理解
・ 教育
・ 環境
・ 国際連合
・ ボランティア
・ 青少年育成
・CSR(企業の社会的責任)

一応第三希望まで出すのですが、自分の中では「青少年育成」と「CSR」のふたつで相当悩みました。部活動の主将や空手の指導者など、自分のこれまでの経験をふまえるなら「青少年育成」だけど、この「CSR」っていうのもすごく興味がある。ただ、環境情報学部ということもあってこれまで経済や企業活動について専門的に学んだことがない。CSRの方にしたいのは山々だけど、そんな自分が、はたして各国の代表青年たちとディスカッションなんてできるのだろうか・・・。散々悩んだ末に、もともと慎重派な私は「青少年育成」を第一希望、「CSR」を第二希望で提出しました。第三希望は・・・どれにしたか覚えていません。笑

希望を出す際、志望理由書のようなものを書いて提出するのですが、これをホストファミリーのお父さんに見せた所、「CSRの方が向いているし、これからのお前にとってプラスになると思う」と笑顔で言われました。

さて、結果はと言うと・・・さすが、お父さんです。

慶應義塾大学 環境情報学部 水谷晃毅