第29回:エジプト(その1)

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今回は、番外編。(というか、番外編ばかりの気もするけど)

世界青年の船事業は「事後活動」にも非常に力を入れている、という話は何度かしてきました。世界各国のOB・OG組織がそれぞれ多種多様な事後活動を行っていますが、それらを共有・促進する場として、「Global Assembly」というものが毎年一回開催されています。
世界中から過去この事業に参加したことがある人々が集まり、会議や懇親会、NGOの視察や観光ツアーなどを一緒に行うというもので、ざっくり言ってしまえば「同窓会」です(笑)

今年の開催地は、エジプト。
しかもエジプト政府の全面的なサポートを受け、史上最大規模での開催。

ということで、もちろん私も参加してきました。ついこの間日本に戻って来て、大学も秋学期が始まったばかりだというのに、また二週間ほど日本を離れることに・・・。
「授業とか大丈夫なの?」と散々聞かれましたが、そこはSFC。柔軟なカリキュラムに助けられ、色々やりながらもなんだかんだここまで順調に単位を獲得して来た私は、今学期はなんと週5コマしか授業がありません。月水しか学校に行かないという、脅威の週休5日制。ここまでくると、もはや湘南台で一人暮らしをしている意味は薄れてきます(苦笑)

さて、そんな好条件に恵まれ無事エジプトに到着。一緒に船に乗った外国人たちも結構たくさん来ていて、「久しぶり0」とハグやハイタッチの嵐。まさに船の上に戻ったような感覚で、エジプトにいるということをすっかり忘れるほど。

ピラミッドやスフィンクスも、みんなで一緒に観に行きました。
「すげー」という気持ちよりも、「暑いー」という気持ちの方が明らかに上回っていました。ピラミッドの中なんて、サウナ状態。

ただ、その後には最大級の「すげー」が私たちを待っていたのです。

(続く)

慶應義塾大学 環境情報学部 水谷晃毅