第42回:一周年

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 大学生になってから、よく思うこと。
「一日が、一ヶ月が、一年が、めちゃくちゃ早い。」
本当に、あっという間。気がついたらもう3年生も終わりです。期末試験を乗り越えて、春休みはまた少し海外に出て、帰って来たらすぐに4年生が始まる。大学生活ラストイヤー。そう思うと、ちょっとしみじみしてしまう今日この頃。

 ちょうど去年の今頃、第22回「世界青年の船」事業が始まりました。世界12カ国から代表青年が来日して、都内の某ホテルでレセプションパーティーが開かれ、その後外国青年たちは地方へホームステイ・プログラムに、ぼくら日本青年たちは一足先に代々木オリンピックセンターで研修に入りました。数日後、ホームステイを終えて東京に戻ってきた外国青年たち。バスからゾロゾロと降りてきたあの瞬間は、いまでも鮮明に覚えています。

 あれから一年。去年と同じように、第23回の事業が始まりました。ブラジルやスウェーデン、チリ、バヌアツなど、去年とはまた違う個性溢れる国々から代表青年たちが来日。日本代表青年も今週末から研修に入るので、いまは最後の荷造りに追われヒイヒイ言っていることでしょう。笑

 去年の今頃は、まさかこの事業が自分の人生をこんなにも大きく変えるなんて、思ってもいませんでした。前の年に参加した先輩たちからは「人生変わるよ~」って言われてたけど、内心では「いやいや…ゆーてそんなには変わらんやろ」って、どこか一歩引いた感覚でいました。

そして、見事に変わった自分が、いまここにいるわけです。

あれから一年。Facebook上で、世界中の大切な友人たちが、一周年記念日を祝うメッセージを流していました。同じように、二十周年記念日を祝っているOB・OGたちもいました。

これからも毎年こうして皆で祝えるように、この繋がりを大切にしていきたいと思います。

慶應義塾大学 環境情報学部 水谷晃毅