第9回:言葉

未分類

こんにちは。
もう8月も終わりですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
唇の上にできたニキビはほぼ完治しました!
僕はこの1週間、ひたすら果物だの野菜だの、魚だの良い物を食べて過ごしました。(笑)

さて、今日は僕の好きな言葉を紹介したいと思います。座右の銘と言うほどでもありませんが。

【実るほど頭を垂れる稲穂かな】
稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、
小人物ほど尊大に振る舞うものだということ。
少なからず日本では(実は欧米でもSeniorityという言葉がありますが)、
年上であるだけで身分が高いですよね。例えば20歳の人が40歳の人にため口で話したりはできない。
だからといって、威張ったりしない。偉そうにしない。
常に謙虚でありたいものですね。
僕はバンドマスターであり、パッと見、偉い人と思われる立場かもしれませんが、
だからといって偉そうにあれこれ言わないようにと気をつけています。でも、伝えないことがたくさんあって
どうやったら上手に伝えることができるのだろう、とよく考えます。なかなか正解は見えてこないんですがね…

【余の辞書に不可能の文字はない】
言わずもがな、ナポレオンの言葉ですね。不可能という文字は愚か者の辞書にのみ存在するという表現もあるようです。
音楽の面でもそうなんですが、多くの人は自分の能力を自ら制限していると思います。例えば練習の時、
今日はソロ担当の人が欠席だから、君が代わりにアドリブで良いからソロとってよ!
なんて言ってもほとんどの人に、断られる。自信がない、できない、など。
なぜやりもしないのにできないとわかるのか。やってからできるかどうかは判断するし、
音楽においてアドリブの上手い下手なんて自分じゃなくて他人が決めるものなのに。
自分には東大なんて行けない、と思えば、自然と東大を受験することは選択肢から外れる。
つまり東大には逆立ちしても入学できなくなる。行けるかも?と思い、
それ相応の努力をすれば(ここが大切ですね)、もしかして合格するかもしれない。出来なかったら、
そこで初めて不可能だったとわかる。何年も浪人する選択もありますがね。
逃げの姿勢っていうのは避けたいですね。

みなさんは好きな言葉や格言がありますか?

更新:2012-08-30 慶應義塾大学 経済学部 大塚 拓也