第20回:課題

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僕は自分に課題を課していることがたびたびある。

たとえば、一日一笑。
一日一善も考えていたんだが、それじゃ普通だと思ったので、一日一笑。
どういうことかっていうと、一日に最低でも一回は誰かを笑わせようというもの。
僕自身、笑うことがすごい好きだし、人を笑わせることがすごく楽しい。
そんなわけで、僕は中学生のころあたりから、一日一笑を課題に生きてきた。

最近の課題は、すごく難しい。
「人に優しく、自分に厳しく」だ。
人に厳しく言うのはとても簡単なことだ。バンマスの僕なら、もっと練習しろ、練習を休むな、まじめにやれ、なんて調子に。
実際、人はいろんなところで他人に当たりたくなる。自分の思い通りに行かない時、自分が疲れているとき。
そんなとき、怒鳴ったりしたい気持ちをぐっと抑える。そして、自分に言い聞かせる。
「もっと頑張らないとな。」
本当に難しいことだ。でも、これができるようになれば、僕も一人前の大人になれるってわけだ。

もう一点、最近心がけていることがある。
なるべくネガティブなことを言わないことだ。これは全然できていない。
どうしても、人はマイナスな言葉をついこぼしてしまう。寒い、疲れた、眠い、だの。
きっと、そのマイナスのフィーリングを誰かと共有して、ちょっとでも気分的にすっきりしたいんだろう。
やっぱ、疲れてるのは自分だけじゃないんだなー、といった具合に。

一応、バンドのリーダーである僕が、練習の際に疲れたなんて言葉を発するのは非常にかっこわるいと思う。
が、事実、練習は疲れるし、練習以外にもいろいろあって疲れている時がある。
そんな時でも、周りに疲れなんて感じさせないで、明るく振る舞えたらどれほどかっこいいだろうか。

これが、僕の現在の課題だ。
人に優しく、自分に厳しく。そして、愚痴をこぼさず、かっこつける。
ようは、かっこつけたいだけなんだろう。
でも、それが僕の課題だ。

久しぶりにまじめな話を書いてしまいました。

最後に、リサイタルの宣伝です。
12月8日(土)ヤクルトホール@新橋
まだ詳しい時間とかは知らないんですが、
たぶん15時ぐらいからやります。
1年間の集大成です。
無料で観れるので、是非お越し下さい。

それでは、また。

更新:2012-11-27 慶應義塾大学 経済学部 大塚 拓也