第752回:紳士なスポーツ②
今回は4人で回ったが、僕と、高校の友達以外の二人は、その友達の友達たちで、僕としては初対面。しかも僕の友達も含め、みんな平均90を切るくらいのスコアの方々で、僕だけがド素人。なかなか緊張するシチュエーション、ちょっと意味が違うけど、今回のゴルフは僕にとって、正にメンタルスポーツだった。
コースの内容自体は、これまでのゴルフ場と大差はなかった。むしろ、谷や池が少なくて、幅も広めで、比較的OBが出にくい、下手くそにとっては、少し優しめなコースだったかもしれない。考えてみれば当然だ。高級なゴルフ場は難しい、安いゴルフ場は簡単、なんてことがあってはいけない。おそらく、芝とか池とか木とか(?)の手入れなど、相当にお金をかけてる感じなんだとは思うが、残念ながら僕にはそこらへんの違いはよく分からなかった。
ただ、僕にも分かった「流石だな」のポイントは、組と組の間隔がちゃんと取られていたこと。これまでのゴルフ場は、割とパツパツに詰められていたから、前の組が進むのを待つことも、後ろの組を待たせることも多々あった。個人的に、前の組を待つのはいいんだけど、後ろの組を待たせるのが気まずい。中でも一番苦手なのは、他の人たちに見守られながらティーショットを打たないといけないやつ。それがこのゴルフ場はなくて良かった。とは言え、繰り返しになるが、この日の自分の組にも初対面の方々が二人いたから、毎ショット、そこまで気楽でもなかったけれど。