第794回:HYROX①
最近なにやらとてつもない勢いで人気になっているHYROXを知っているだろうか。ドイツ発祥のスポーツで、サーキットトレーニングを競技化したようなもの。1kmのランニングと、ジムトレーニング種目を交互に8セットこなして、そのタイムを競う。ジムトレーニングは、マシンを使ったスキー動作やボート動作、重たいソリを押したり引いたり、重りを持ってランジをしたり歩いたり。世界中で大会が開催されているけれど、その出場チケットは全て発売数分で完売する人気ぶり、しかもその競争率は年々高まっているとのこと。
このHYROX、僕の高校の同級生で、最近近くに住み始めたのもあって、ちょいちょい呑みに行ったりゴルフに行っている友達が、ちょっと前からハマっている。ちゃんと専用のジムで日々練習もしていて、僕にはその凄さが分からないけれど、それなりに良いタイムも出しているらしい。
その友達から、僕はジワジワとスカウトを受けてきた。いくつかある出場区分の中に“ダブルス”というのがあるらしくて「それに一緒に出よう」と。ダブルスは、その名のとおり、二人でペアを組んで、ランは一緒に・ジムトレーニング種目は手分けして(交代のタイミング等は自由)戦うやり方。彼曰く「走れるデブが強い競技」らしい。デブというのは、要は力持ちってこと。パワー系の種目もできて、早く走れたら強いってこと。確かに、ちゃんと日頃から鍛えているし、走っているし、体重の割に走れる身体は保っている。僕に向いていそうなのは、我ながら分かる。とは言え、ゴルフの練習もある。マラソンの練習もある。流石にあれもこれもやりすぎ、身体動かす系の趣味が渋滞気味。これにHYROXも加わったら、全部中途半端になりそうで、なかなか開始に踏み切れなかった。それが遂にこの前、たまたま用事で行かないといけないところの近くに、HYROX専門の貸切ジムがあって、ついでも兼ねて、その友達と「行ってみよう&やってみよう」、となった。