第115回:野菜強化期間

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最近4月に入ってくらいから僕は、野菜を多く食べるように心がけている。今まで朝練や授業であまり食べていなかった朝食を大盛サラダに。昼食・夕食でも 「 ご飯を一杯減らして、野菜を一皿増やす 」 キャンペーンを実行している。コンビニで売っている 「 一日に必要な野菜の半分が取れるサラダ 」 を一日4パックくらい食べることを意識している。だって普通の人の二倍大きいんですから。さて、どうしてそんなに偉いことをしているのか、その経緯を説明したい。

もちろんアスリートとして、自分の体のことを思って意識し出したのが一番の理由だ。しかし直接的なキッカケとして、大学に入ってから血圧が高くなってしまったことが挙げられる。僕は高校卒業まで、健康診断で引っかかるなんてことはなかった ( BMIを除いて )。本当に間違いなく健康そのものだったのだ、「 超肥満 」 という以外。それが大学に入って半年くらい経った時の健康診断でいきなり血圧が高いと診断される。その時は、たまたまその時調子が悪かったんだ、と思ったが、それ以降いつも血圧で引っかかるようになってしまった。毎回毎回なかなか恥ずかしい思いをし続けて3年目の春、遂にこの120キロの腰を上げて思い立ったのである。健康になろう、と。

そこでまず、何故血圧が高くなってしまったのか、医者の意見や自分の考えをまとめてみた。体重が重い、過度の運動をする、長風呂・サウナが好き、バランスの悪い食生活、遺伝。重いのも過度の運動も、柔道をしている以上仕方のないこと。遺伝だったらもっと仕方ない。風呂に関しても疲労回復にはやっぱり欠かせない。つまり現時点で僕に何か出来るとしたら食生活改善の道しか残されていないのだ。更に相模高校での質素な食生活に比べ、大学での外食中心な食生活は、カロリーや塩分摂取量が何倍にも膨らんでいることが容易に想像出来る。これらのことから、きっと野菜をたくさん食べれば全て上手くいくのではないかと僕は推察したのである。

今週、一ヵ月後に控えている東京学生団体に出るための、大学の健康診断がある。今はそのための調整期間に入っている。まずはこの目の前の敵をやっつけて、心身共に勢い付けて本戦に迎えるように頑張っていこうと考えている。

更新:2012-04-28
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳