第57回:合宿からの
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無事怪我もなく全日本合宿@山梨を乗り越えて、いつものように何とな~くボーッと遠くを眺めてしまうような3日間を過ごした。その3日間、もちろんトレーニングも練習も、慶應や相模でバリバリやってるんだけど、なかなか上手くいかない。足がしっかり動かなかったり、腕がすぐ張ってしまったりする。地獄を見た疲れが一日やそこらで抜けるはずがないのだ。そして俺は、この微妙な期間がたまらなく嫌いだ。限界まで追い込んだ練習してる時、んでもってそれを乗り越えた時、「 俺、絶対強くなってる ! 強くなってなきゃおかしいでしょ 」 と考える。なのに所属に帰った自分は弱い。これが精神的にキツい。だから嫌い。
そんな、心にキツい時間をまた一つ乗り越えると、やっと少~しずつ成果が見えてくる。集中が切れなかったり、息が上がらなかったり、習ったことができるようになってたり、力がやたら強かったり。死線を彷徨った5日間は無駄じゃなかったとちょっと安心。しかし・・・。
なかなか前に進めていない。さっさと強くなれる、もう少しだけ近い道、無いもんかな。
全日本選抜体重別選手権@福岡の 「 補欠 」 になった。今まで結果という結果を一度も出せていない俺。もしこれに出られることになったら ( 補欠だからね ) 今度こそ少しでも期待に添えるように、あと一ヵ月、必死で頑張っていきたい。
その前今月13日に全日本選手権東京予選。その前1週間慶応の関西遠征。まあとりあえず目の前のことに集中して、ひとつひとつ行くしかないね。
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳