第48回:2年生
大学の入学から1年経った。そして私は4月から2年生になる。中高時代では早く先輩になりたいものだったが今ではずっと後輩でいたい気分である(笑)上の学年も信濃町にキャンパスが移行してしまうので、ちゃんと責任を持って見本の先輩になりたいと思う。そして今年の1年生男子はなんと4人。私達から比べると3人も少ない(可哀想に…笑)そして逆に私達2年生は編入で2人。上の学年から1人来るのでいきなり計10人になる(笑)今まで7人でいいバランスを保っていたが、これがどのように動くのか楽しみである。そして驚きはまだまだ続く。なんと今年から実習の時に着るユニホームが変わるのである。
みんなが考える看護師のユニホームはだいたい予想ができると思うが、それが病院では看護師に見間違えてしまう問題でもあったのか、今年はぱっと見、ジャージである(笑)もう一度言う。ジャージである。ものすごく動きやすそうで、洗濯してもシワが付きにくそうで、はっきり言って羨ましい。ただ私達のユニホームを見て、新入生達がガッカリしてしまうのではないか。心配ではある。私達は実際、新規のユニホームを使うのであろうか。これは大いに気になることである。なぜなら、仮に留年や実習で単位を貰えなかったときに、来年また同じことをやる可能性がある。そのときに新入生とユニホームが違うと明らかに目立つからだ(笑)これほど辛いことはないだろう…これで単位が落とせなくなった笑。ある意味、看護医療学部からの無言のプレッシャーを感じる。冗談はさておき、2年生から卒業するまで必修の単位は絶対に落とせない勝負が始まる(一つでも落としたらその時点で留年が確定する)気合いを入れて、先輩達の背中を見て育った私達の努力を看護医療学部の教授達に見せつけてやりたい。まずは明日からのガイダンスを頑張ろうと思う。
慶應義塾大学 看護医療学部 (2012年4月入学) 三浦高介