第62回:夏休み

未分類

だいぶ更新が遅れてしまった。毎週見てくれている方、本当にすいませんでした。これから実習が始まり更新が不安定になるかもしれませんが、できる限り更新していきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。
 今日は夏休みについて書きたいと思う。一年生の頃から言われていた通り、2年生の夏休みはほぼ休みがないと言っていいほど、休む暇もなく看護の勉強に励んだ。夏休みは主に5つのビックイベントがあった。まずは去年に引き続きオープンキャンパスのスタッフである。なぜかバスを一本乗り遅れ遅刻。1年〜4年生を待たせるという最悪の状況から始まった。去年に比べたくさんの人達が看護棟まで足を運んで来てくれた。私はAO入試で合格しているので名札に「AO」と小さく書かれている笑。これではAO入試を受けたいと考えている人は見つけにくいと思ったが、今どきの高校生はすごい。昼休みの時間が取れないのではないかと思うくらい「お話を聞かせてください!」と高校生の意欲に圧倒された笑。みんな真剣なんだなと思った。自分が高校生の頃はどうだったかなと改めて自分を見直すことができた。さすが高校生。いつも受験勉強でストレスも溜ると思うので高校生には、いい息抜きになればスタッフとして頑張ったかいがあったなと思う。そして来年、会えることを楽しみにしている。そしてオープンキャンパスが終わった次の日は、これも去年に引き続き慶応病院で看護助手アルバイトをさせて頂いた。座学で小児に興味を持ってから、小児科に希望を出し希望通り小児科で看護助手をやらせて頂いた。細かい内容までは書くことができないが、明らかに他の病棟とは違う。相手が子どもということで看護の仕方も変わってくる。奥が深い。4年生のときにプロジェクトで小児を選択してもっと勉強していきたいなと思った。そして何より子どもはかわいい。自分も将来、ちゃんとした子育てができるように今から学んでいきたいと思った。看護助手アルバイトを2週間終え、次は実習である。なんと言っても記録が一番大変である。春学期に書き方は教えてもらったものの、実際に患者さんの情報をまとめ記録にするのは責任という面でもそうであるが色々と難しく大変だった。でも患者さんと関わる時間はとても貴重な時間だった。2週間と短い時間の中で私は患者さんにたくさんのことを教えてもらい、たくさんのことを学ばせてもらい成長することができた。初めて受け持った患者さんを私は一生忘れることはないと思う。これから看護を学んで行く中で、この経験が基板となり、よりよい看護とはどういったことなのか、模索していくことができると思った。そして実習後は成績発表である。一つでも必修の単位を落としたら、留年(看護医療学部は全員同じ条件)という危機感のなかでどきどきしながら、結果を見た。なんとかフル単を取ることができた。しかも成績もものすごい勢いで上がっていて安心した笑。尊敬している教授にも「ひょっとしたら化けるかもな」と言ってもらった。その後は母性と老年の課題である。老年はなんとかできたものの、母性の課題に関しては危険な領域に踏み入れていた。A4で36枚ぐらいの量だった気がする。とにかくこれで夏休みは削られた笑。みんなも提出ギリギリで終わらせた感じで本当に大変だった。最近では課題1万字が『またか!』って思えるようになってきたから人間の適応能力はすごい。そしてとうとう秋学期が始まった。朝という絶対的王者に目覚まし時計で対抗する毎日が始まるわけである。来週から実習があるため、この戦いは絶対に勝利しなければいけない。頑張るしかない。いや頑張る。そして昨日、母校の野球部が国体で優勝し、私が産まれた年(1993年)振りだそうだ。なにより刺激をもらった。つい最近、母校付近の駄菓子屋で奢った後輩や中学の時からの後輩が頑張っていたので、努力がやっと報われるときが来て本当によかったと少し上から目線であるが素直にそう思った。野球部おめでとう!!こんな感じでこれからも休まずに更新していきたい。

更新:2013-10-04
慶應義塾大学 看護医療学部 (2012年4月入学) 三浦高介