第4回:一人暮らし
受験前に『もし慶應看護、受かったら一人暮らしをさせてくれ!』という約束を経て、とうとう一人暮らしが始まった。第五腰椎分離すべり症持ちの私にとって、家からSFCまで2時間半(往復ラッシュ)は辛いものがあった。友達の中には3時間を超える人もいたが私には考えられない。考えたくもない(笑)誤解してほしくないのは家から遠いから一人暮らしをしたのではなく、腰に負担をかけたくないから一人暮らしをしているということ。今までさんざん自分の体を痛めつけてたので、これからは大切にしてあげたいと思う。
最近『一人暮らし、いいな!』とよく言われるが、まず先にこれだけは言いたい。これから一人暮らしを考えてる方に参考にしてほしいが本当に寂しい。いま風はこれを『ぼっち』という。これからのぼっち生活が不安でしかたない。私は初日から孤独に耐えれず、近くに住む同じ学部の男子を呼び出し、泊まらせた。そんな日が続くなかで一昨日、私の家で鍋会が行われた。人数は12人と多かったが鍋にトランプ、ゲーム等で盛り上がった。普段、大人数を嫌う私だがこの日はこれ以上の幸せがないほど楽しかった。そしてみんなが帰ると現実に戻る。またぼっちになる、、、そう考えてると次の問題が発生する。そう、料理ができない。完全に栄養バランスが偏ってしまう。AO入試合格後、母に伝授してもらう予定だったが忘れていた。そのくらい合格後は充実した生活を送っていたから後悔はしていない。そろそろ買ったはいいが使えこなせないipadに料理のレシピを教えてもらう時がきたようだ。大いに期待したい。
次に引っ越し後と言えば隣の方の挨拶だ。もう5回くらいチャイムを押してるがでてこない。あと5回、押してだめなら諦めよう!
こんな感じで一人暮らしのことも書いていきたいと思ってる。
慶應義塾大学 看護医療学部 (2012年4月入学予定) 三浦高介