第20回:トゥールーズ/フランス【世界撮り歩記】
これまで20カ国以上の国を訪問してきた。訪れた都市の数はもっと多い。それぞれの街には顔があり表情がある。私の目線から感じた街の様子を写真を主人公に紹介していくコーナーです。
第11回目は、トゥールーズ/フランスです。
トゥ―ルーズは市として人口規模でフランス第4の都市です。
オート=ガロンヌ県北部に位置する都市です。パリからモンサンミシェル最寄り駅のレンヌへ移動して滞在してトゥ―ルーズに向かったので、電車を乗り継いで、
レンヌ→ナント→ボルドー→トゥールーズ
のような乗り継ぎで向かいました。
目的はこの後スペイン・バルセロナに鉄道で向かうこともありましたが、エアバスの工場があって航空機産業が栄えていることもあります。世界最大の航空機A380の最終組み立て工場があるのがトゥ―ルーズなのです。
工場見学にはトゥールーズのブラニャック空港からタクシーで行けるほどの近さです。
(ただし歩いては行けません)行きは空港でタクシー乗り場から乗ったのですがBMWの新車で、とてもラッキーだなと思って向かいました。
事前に英語の見学ツアーを予約していたのでそれに参加しました。ツアーには世界中から参加者が集まっていて、画面を見たりしながら航空機の製造工程などを学んだりして、実際に組み立てを行っている工場に入って間近で見ることが出来ました。
見学が終わるとお土産屋もあってステッカーとか、モデルプレーンとかファンにとって散財せずにいられないものがたくさんあります。
ツアーに偶然1人の日本人の方がいたので帰りは一緒にタクシーに乗ることにして空港まで乗ると2人で乗ったので割り勘でもちろん半額なのだが元々の料金が格段に安い・・・。
運転手に聞いてみると行きはボラれたのかもね~と言われてしまいました。日本のタクシー料金の感覚でいたので高いと思わず普通に乗っちゃったので帰りに乗るまで気づいてすらいなかったのです。こういうことが無いようにという対策できちんと乗る前に値段も聞いたのだけど、そればかりは仕方ない。こうやって学んでいくのだなと思いました。
■エアバス工場見学を取り扱っている会社のウェブサイト(英語・フランス語のみ)
http://www.taxiway.fr/
次回はどの街に飛びましょうか。
1枚目=トゥ―ルーズ駅はとても歴史を感じさせる造りだ
2枚目=空港近くのエアバス工場見学の施設(工場内は撮影禁止)
3枚目=ルフトハンザ・ドイツ航空のA380 塗装が未完全なのがテスト飛行ならでは
4枚目=ベルーガと呼ばれる主翼などを輸送する専用機
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史