第25回:ヘルシンキ/フィンランド【世界撮り歩記】

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ヘルシンキへスウェーデンの首都ストックホルムから船で到着した。
フェリーターミナルに表示されていた気温表示が
「−15℃」
であった。一瞬目を疑う。何度見ても−15℃で間違いない。
デンマークや、スウェーデンも十分寒かったが、レベルが違う寒さである。外に出るのも億劫になる気温だが天気自体は良く、空は澄んでいた。
港は凍りついていた。ヘルシンキ大聖堂など様々な教会や建築物を見たがとてもロシア的なのが特徴的である。

フィンランドといえばムーミンということでムーミンショップにも行きました。デパートの中にあったのですが、多くの人々で賑わっていました。中にあった寿司屋のメニューに全部サーモンのセットがあったのが北欧的だと思いました。スウェーデンの日本料理屋の寿司でもサーモンがメインでした。地元でふんだんに獲れる魚だからでしょうか。

寒すぎて長時間外にいるのは辛かったけれども、それでも外を歩きたいと思える美しい風景がたくさんありました。街自体もそんなに大きくないので1日でも結構見て回れたりします。

ヘルシンキからはバルト三国の1つエストニアの首都タリンへ高速船やフェリーがたくさん出ていて日帰りも可能です。それによって多くのフィンランド人、エストニア人、観光客が行き来しています。週末をタリンで過ごすフィンランド人も多いのだとか。
私も日帰りで行こうと考えていましたが、土日は満席で便が取れずに断念。
事前に予約をしていたほうが良いようです。

フィンエアーで関西・名古屋・成田から飛ぶことの出来る最短のヨーロッパへ行ってみてはいかがでしょうか?
夏のフィンランドも楽しそうです。

1枚目=凍り付いた海
2枚目=ウスペンスキー寺院
3枚目=港の遅い日の出
4枚目=ヘルシンキ大聖堂とアレクサンドル2世像

更新:2011-07-06
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史