第26回:ストックホルム/スウェーデン【世界撮り歩記】

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「水の都」
スウェーデンの首都、ストックホルムは非常に美しい街である。
12月に訪れたのでとても寒く日の短い日々が続いていた。

13世紀からの古い街並みと人間環境を大切にする近代的な計画理論にのっとって造られた都市。その美しさには誰もが心引かれる。

12月のストックホルムはノーベル賞の授賞式を控えていた。授賞式わずか1週間ほど前のことである。世界中が注目するこの時期に訪れられたことは非常にラッキーであった。ノーベル賞授賞式は市庁舎で行われる。内部は見学することができた。「黄金の間」をはじめとして様々な部屋を見ることが出来て大変素晴らしいが、最後に授賞式の準備が進むホールを見た。すでに椅子が並べられて合唱のリハーサルをしている光景を見るとここでいよいよ授賞式が行われるのだなあとわくわくした。

宮崎駿の「魔女の宅急便」の街のモデルになったのではと噂される旧市街「ガムラ・スタン」もとても良い風情を出している。ノーベル博物館ではアルフレッド・ノーベルやノーベル賞受賞者についての展示がたくさんある。日本人受賞者も多いので嬉しくなった。
そこのお土産屋では授賞式で出されるノーベル賞のコインを模したチョコレートも販売している。カフェではなんと晩餐会で出されるアイスクリームを食べることができるのだがとても美しく、美味しい。ぜひ訪れた際はご賞味頂きたい。
話のネタにももってこいです。

1枚目=市庁舎内での合唱リハーサルの様子
2枚目=ノーベル賞受賞者晩餐会で出されるアイスクリーム
3枚目=「水の都」にふさわしい美しい街並み
4枚目=地下鉄の駅がそれぞれオリジナルのデザイン。ここは日本人デザイナーの作品

更新:2011-07-07
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史