第45回:被災地信号機復旧わずか12%

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読売新聞の震災復興関連の記事で、
『東日本大震災のため、岩手、宮城、福島の3県で損壊・流失した508か所の信号機のうち、震災から半年近くがたつ現在も、わずか12%しか復旧していないことが分かった。』

という記事があった。私も実際に宮城県石巻市に約1週間滞在したが、道路などは通れるように片付いていても信号機が復旧せず警察官が手信号で合図している光景を多く見た。その体験があってこそ、この記事に関して「うんうん」と納得できるのであるが私はあまり深く考えずまだ電線が完全に直ってないくらいなのかなと思っていた。

しかもそれが原因で死傷者が出ているとなるとかなり大きな問題である。
信号機一つ復旧するにしても業者の選定など難しい問題があるのは分かるが、この国難の時に一致団結して早急に復旧して欲しいと願う。

読売新聞記事「なぜ信号機だけ…復旧12%、業者選定に時間」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110824-OYT1T00611.htm

1~4枚目=浸水も続く宮城県石巻市の漁港付近の様子

更新:2011-09-02
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史