第94回:メキシコ日記・自動車事情って?

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今日から何回になるか分からないがメキシコ日記と題してメキシコの見たままを伝える記事を書いていきたいと思う。現在中南米地域研究をしていてとりわけメキシコには滞在して、友人がいて・・・と深い愛情を持っているので皆様に少しでも知って頂ければと思います。

第一回目は自動車の事情についてご紹介します。
メキシコ首都圏は人口約2000万人を越える大都市だという事実もあまり馴染みが無いのかもしれない。メキシコシティに飛行機で到着すると大抵の場合はメキシコシティ中心部へ空港からバスやタクシーなどで移動することになるだろうが、道路の様子を眺めているだけでも興味深く時間を過ごせる。

クラクションがぶーぶー鳴り止まない騒々しさであったり、
ウインカー出さずに車線変更は普通にしていたり、
謎の変な匂いがしていたり、
私が乗ったタクシーは速度計が壊れていて、
速度0kmどころかマイナスになっていたこともあった。

そんなことは気にしないのがメキシコなのである。ここで紹介している写真は2010年9月に撮影したので、フォルクスワーゲンのビートル(ニュービートルではない)に大きなメキシコ国旗が掲げられたりもしている。

私が初めてメキシコを訪れた2010年9月というタイミングは、300年に及ぶスペイン人による植民地統治からの解放を目指した武装闘争の勃発から200年目、現代メキシコの基盤をつくった「メキシコ革命」の勃発から100年目のまさに歴史的なタイミングだったのだ。200周年記念については別の記事でも紹介できればと思っている。少しでもメキシコについてイメージを持って頂けたら幸いです。

メキシコで運転する勇気は・・・

更新:2012-01-28
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史