第96回:メキシコ日記・市場を散策

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その地の有名な観光地や美術館を訪れることも最高に楽しいがもう一つ楽しい場所がある。
それは「市場」だ。人々の日常生活を支える商いが行われている場所であり、その都市の活気を感じることが出来て、本当に人々の生活を見ることが出来る。

というわけで様々な都市を訪れた際は必ず市場を訪れるようにしている。
メキシコでのホームステイ先から空港まで車で送ってもらう際に、車で市場に寄ってくれた。

写真を見て頂くのが一番早いのだが、我々が訪れた時間ではすごく活気があるというイメージは無くてどちらかというと静かな印象を受けた。生鮮品はもちろんのこと様々なお店が軒を連ねていて、小さい店と店の間に狭い道が出来ているが市場自体なかなか大きいために迷いそうになることが何回もあった。アメリカ資本の大規模な小売店もある中で様々な販売形態の店がメキシコにはある。

iPhoneの充電ケーブルが無くて困っていたところ携帯の充電器などを販売する電機屋があったので探してもらってかなり安い値段だったので購入してみたらiPhoneに全く差し込めず偽物を買わされたこともあった。コピー商品の横行などはメキシコの社会的な問題だと感じている。メキシコシティの街中の露天にマイクロソフトのオフィスが売っていたが明らかに海賊版だろうと推測されるものであった。

更新:2012-02-04
慶應義塾大学 法学部政治学科 井上貴史