第6回:慶應義塾大学SFCとは?3
慶應義塾大学SFCの生活とAO入試との関連
引き続きSFCの紹介ですが、今回はSFCライフにつっこんで説明します!
研究会とは?
基本的にSFC生はいずれかの研究会に属し個々の専門性を高めていくのが普通です(もちろん研究会に必ず属さなければならないというわけではありません)。
過去に「その専門の教授は誰?」と面接で聞かれた人もいるので、自分のテーマに関係する研究会はどこ、あるいは教授は誰なのかは調べておいたほうが良いかもしれません。
SFC生は前回の記事で紹介した http://vu2.sfc.keio.ac.jp/project 研究会シラバスにあるどの研究会にも、1年生の秋から所属できます。研究会も授業の中の一つととらえてもらって構いませんが、あくまで研究会ですので、コミットしなければいけない時間は増えます(そうでない研究会もあります)。
1年生の秋からという表現ですので、9月入学生は入学してすぐに研究会に所属することが可能であり、実際にそういった人が何名かいました。ただ、研究会も授業同様に履修選抜や、入るまでに履修しておかなければならない授業の条件があるところもあり、さらに中には個別に「1年生不可」としている教授もいます。
ノートPCは必要?
「 SFC生 -ノートPC = 0 」と言ってしまってはSFC生の中身が無いような表現となってしまいますが、それほどノートPCはSFC生活において必要な要素です。
他学部、他大学は高校までと同じように、”紙のノート”をとるのが一般的ですが、SFC生はほぼ全員がノートPCを所持し、授業時には起動しています。
SFCは全域に無線LANが通っており、授業中のPC使用も基本的に許可されているので、自分の思ったように授業を受講することができます。
実際にどの程度のPC能力が必要?
上記のようにSFC生には常にPCはつきまとうため、タイピング能力はもちろんのこと、ワードやエクセル、パワーポイントも一通り操れることが求められています。
実際にタイピングやPCについての基礎知識を認定する試験を合格することが、全てのSFC生に課されています。
これを読んで「ドキッ!」とした人、大丈夫です。ワードやエクセル、パワーポイントはすぐに使い方を覚えられますし、認定試験もよほどサボらない限り受かります。タイピングに関してですが、確かに「全く打てない」人は3ヶ月ほどのトレーニングが必要かと思われます。
しかしながらタイピング能力(これに限らずその他PCの能力全般も)は将来どの方向に進むにしても必要なスキルです。大学のうちに身につけなければ後々苦労します。ですので、強制的にPCの能力向上が課され、単位のうちにしてくれるのはむしろラッキーと言えるのではないでしょうか?
本当は“少し”の差であるに過ぎないのですが、SFC生は他大学他学部の学生よりもPCを使いこなせ、パワーポイントによるプレゼンが得意なために「社会の即戦力」と言われることが多々あります。
これからの時代を生き抜くためにも、是非とも!SFCをチョイスしましょう。
受験生にもPC能力がやはり必要?
上を読んで勘違いした人ごめんなさい!だからといってSFCは受験生にPC能力が必要であることは求めてはいません。
SFCへの偏見として「PC専門の学部」といったものがありますが、SFCはあらゆる学問が成されている場であり、「PCに強い人がまず第一に有利だ!」ということは決してありません。受験生は焦ってPC操作を覚えるのではなく自分のテーマを深めましょう。
2次のプレゼンにおいて格好いいパワーポイントを作成する必要もありません。ただ、志望理由書等の清書以外の作成において「手書き」は明らかな時間ロスです。人それぞれの好みですので、強くは言いませんが、なるべく推敲はPCで行うようにしましょう。
いつ昼飯を食べる??
SFCは1限が他学部よりも遅く開始するため、その分昼休みが20分しかとられていません。ですので、慣習的に「授業中の飲食は可」となっています。ただあくまでも“慣習的に”ですので、なるべく遠慮して授業に専念しましょう。
また、ゲストとして来られた講演者の方は飲食されながら話を聞かれることに非常に抵抗を感じる方が多いので、自ら控えるようにしましょう。もちろん決して出願書類に「授業中飲食可能であることに惚れた」と書くことはないようにしてください(よっぽど特別な理由がある場合は別ですが・・・)。
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