第22回:慶應SFC AO入試の志望理由書2

9月入学用AOの出願まであと一ヶ月をきりました。

私が運営しているサイトのBBSや送られてくるメールから考えて、今回は他大学の学生が多く受けてくるように思います。

他大学に在籍していることで入試において不利になるのでは?と考える人がたまにいますが、そんなことは決してありません。

むしろ大学に属していたほうが、参加できる社会プログラムが多く、自分のテーマに対して活動していきやすいかもしれません。

 
志望理由書の2回目です。

志望理由書の重要性はいかほど?

4月I期が一次不合格で?も挑戦したい!という人と直接話したり、添削を依頼されたりするのですが、一次不合格者の中にも私などカスにしか思えなくなるようなAO的実績の持ち主や熱意をもった人がいます。

そこから考えるとやはりどこで落とされているのか?というとやはり志望理由書。

確かに出願書類の中には志望理由書のみならず、活動報告書や志望者評価書、添付資料、A方式であれば自由記述欄等自分を描くスペースはありますが、「まず志望理由書がしっかりしている人のみ選考の対象とされる」といっても過言ではないくらいSFCに関しては志望理由書が大切となってきます。

 

具体的にSFC AOの志望理由書には何を書けばいいのか?

もう一度過去の記事より「SFC AOは受験生に何を求めているのか?」をまとめたものを引用します。

1.過去の実績
2.過去の活動
3.現在の自分
4.SFCでやりたいこと
5.将来の展望

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志望理由書でも同じく上の五つの要素を盛り込ませながら自分をアピールしていけばよいのですが、他人の興味をそそる文章を書くためには、他の受験生と差別化された内容を織り込んでいく必要があります。

これまでのこと、これからのことを、下手に抽象化したり、一般化したりしてしまうと“埋もれた志望理由書“となってしまいますので、なるべくリアルに、血なまぐさく書いてください。

どのような文章構成に?事前に参考書等は見ておいたほうが良いか?

さてさて、実際に志望理由書を書き始めるのですが、一体どのような文章構成にしていけばいいのでしょうか?はっきり言えばそれは自由です。

読み手に最大限思いが伝わるような文章構成にしてください。ただ、自由といっても論理展開のできていない、言いたいことが分からない文章を書いたところで意味がありません。

あまり文章が得意でない人は、事前に「出願書類の書き方」といった本で「どうすれば上手い文章が書けるのか」をある程度身につけておく必要があります。たまに「AOの参考書は見るな!」「添削を受けると個性がなくなる」といった声を聞きます。しかし、そもそも人間は「個々の光る文学的才能」など持ち合わせていませんし、他の人の「上手い文章術」を自分の文章に応用させることは非常に大切です。

自分の考えだけで文章を書こうと思った時点で、その人はそれ以上前に進むことができなくなってしまうでしょう。


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